2022年 日本近代文学会秋季大会 文生書院特設ページ

日本近代文学会様 秋季大会 文生書院特設ページ 2022年9月


 
 
 
 

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ポスター万歳 百窃百笑
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田島奈都子編著
「剽窃」か「学びの成果」か、それが問題だ!!

本書は19世紀後半に日本にもたらされ、その後独自の発達を遂げた日本製ポスターを中心に、戦前期の日本で製作されたグラフィック・デザインのある部分が、欧米の作品を翻案として製作されていた実態を、「掲載された作品」と併せて紹介することによって、立証するものである。
(「はじめに」より抜粋)


320ページ・四六判

2022年7月28日刊行
ISBN978-4-89253-651-9
定価 ¥4,500〔税込¥4,950〕

田島奈都子(たじま なつこ)
東京都出身、ポスター研究者。筑波大学大学院博士課程芸術学研究科デザイン学領域満期退学。現在、青梅市立美術館に学芸員として勤務。

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本書の内容  
はじめに  
第1章 プロローグ たいへんよくできました (No. 1~14)
第2章 飲料・食品 (No. 15~44)
第3章 交通・レジャー・イベント (No. 45~72)
第4章 その他商品・サービス (No. 73~110)
第5章 公共政策 (No. 111~124)
第6章 プロパガンダ (No. 125~158)
第7章 鋭意捜索中 (No. 159~174)
第8章 広告写真の利用 (No. 175~194)
第9章 複数への展開 (No. 195~215)
第10章 エピローグ ポスター以外にも (No. 216~237)
参考 もちろん日本の刊行物も使いました!! (No. 238~249)
おわりに  
掲載作品一覧  
作家略歴(日本人)  
外国人作者一覧  
本書で参照した主要な外国雑誌  

『新青年』趣味

『新青年』研究会 会誌

最新22号「橘外男」「秘境・冒険」特集 【発売中】

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『新青年』研究会は、江戸川乱歩を筆頭に、様々な探偵小説作家を輩出した雑誌『新青年』とその時代の文芸、文化に関心を持ち、これを愛好し研究する会員の集まりです。相互に尊重の上、ともに協力して研究し、各自の研究成果を発表し会員間で内容を深める場として例会と機関誌を設けています。1991年11月に機関誌『『新青年』趣味』を発刊し、現在(2021年5月)まで21号(+別冊1、欠号1)を数えています。機関誌には、会員の研究発表、エッセイ、資料紹介、会員の近況などが掲載されており、交流の場として機能しています。


増補
改訂
 木版口絵総覧
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山田奈々子著
掲載画家数 112人(旧版79人)
作品画像数 1572作品(旧版1045作品)菊判・上製・436頁
カラー図版180頁(1572図)
印刷・製本:精興社
ISBN978-4-89253-606-9
定価 ¥6,500〔税込¥7,150〕
A Survey of Woodblock Kuchi-e Prints
By Nanako Yamada
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[ 山田奈々子氏作品集 ]

* 「増補改訂 木版口絵総覧」
菊版 436頁 掲載画家数 112人(旧版79人) 作品画像数 1572作品(旧版1045作品)
ISBN 978-4-89253-606-9  定価 ¥6,500〔税込¥7,150〕

* 「口絵名作物語集」
Masterpieces: Collection of Kuchi-e Prints and Their Stories
菊版 323頁 Board装製本・カバー付
ISBN 4-89253-322-X  定価 ¥¥6,000〔税込¥6,600〕

* 「美人画口絵歳時記」
菊版 312頁 Board装製本・カバー付
ISBN 978-4-89253-397-6  定価 ¥7,200〔税込¥7,920〕
口絵画家住所地図(文芸倶楽部編)付

* 「武内桂舟口絵集」   [口絵作家作品集 その一]
Kuchi-e Hanga by Takeuchi Keishu
菊判・224ページ ISBN 978-4-89253-520-8  定価 ¥6,000〔税込¥6,600〕

* 「梶田半古口絵集」  [口絵作家作品集 その二]
Kuchi-e  Hanga by Kajita Hanko. The Posthumous Writings of Kitada Usurai
192頁  [カラーページ 88頁・カラー折り込み 1枚]
ISBN 978-4-89253-560-4  定価 ¥6,000〔税込¥6,600〕

* 「富岡永洗口絵集」   [口絵作家作品集 その三]
菊版 288頁 図版オールカラー
ISBN 978-4-89253-634-2  定価 ¥4,600〔税込¥5,060〕


[ 朝日智雄氏コレクション データベース DVD ]

* 「朝日コレクション 明治・大正口絵作品集」 
データベース DVD 収録画像総数2519点 (石版・表紙・袋・校合摺等も含む)・画師/画家数148名
+付属ブックレット『明治・大正口絵作品と書物のはなし』
ISBN 978-4-89253-608-3  定価 ¥5,000〔税込¥5,500〕
明治8年ごろには錦絵を使った錦絵新聞が東京や大阪で始まった。しかし,錦絵新聞の弱点であった速報性や大量生産が達成できず,明治14年頃には廃れていった。それに替わって大衆紙『読売新聞』は明治20年ごろから挿絵をつけた連載小説を掲載して読者数を伸ばしていった。その方法にヒントを得た出版社は先ず,連載小説を単行本にして発刊。それに挿絵,口絵を挿入する事を始めた。この事が,文字だけの本を敬遠していた大衆に喜んで迎えられた。これは丁度版木が廃れて活版印刷へ変わる明治20年問題のさなかに、版木と活版印刷を折衷した[木版口絵附き小説]が流行始めた事、更に大衆紙の挿絵を描いた人々が木版口絵の画家達であったと思われることも非常に興味深い現象である思われます。

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『東京モノクローム 戸田達雄・マヴォの頃

 戸田桂太 著 四六判 264ページ 定価 ¥2,500〔税込¥2,750〕

  ISBN978-4-89253-602-1

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【2016.8.1】 川崎賢子氏の書評を公開しました

「タツオ」としてよみがえる 川崎賢子 : 戸田桂太 『東京モノクローム 戸田達雄・マヴォの頃』

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【2017.4.26】 『東京モノクローム』刊行を言祝ぐ詩 詩人鈴木志郎康氏作

関東大震災後のモノクロームがじわーっと来たね 鈴木志郎康

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『私の過去帖』 戸田達雄 著 付 未発表作品「マヴォのこと」

マヴォ以降戸田達雄作品小集

尾形亀之助、柳瀬正夢、竹久夢ニ、徳川夢声……
幼年期、マヴォ時代、オリオン社時代に出会い、心に刻まれた様々な人々との交友録。

四六版・上製本 ¥4,500 (税別)


「キネマ旬報」
昭和戦前期「キネマ旬報」/ 占領期を中心とした『キネマ旬報』後継誌
最新情報(ホームページ)はこちらよりご覧ください。
https://www.bunsei.co.jp/tag/kinejyun/

【連載】ポスター研究者が語る『キネマ旬報』に関する「モッタイナイ話」 全5回

『キネマ旬報』など、戦前の映画雑誌に掲載された美しい女優たちのグラビア写真に目を凝らしたのは、往年の映画ファンだけではありません。彼女たちの魅力的な容姿やポーズは、ある時は商業ポスターの原案になり、また、ある時はそのまま広告に転用され、さらには中国大陸に渡って……。青梅市立美術館の田島奈都子先生が、ポスター研究者の視点から映画雑誌に掲載されたグラビア写真の遍歴を解き明かし、映画研究では取りこぼされていた『キネマ旬報』の「モッタイナイ話」を提供します。→連載ページはこちら


文生書院:昭和戦前期『キネマ旬報』元装復刻版 249-735号 制作にあたり・・・
ページ数の無い広告頁とその広告頁を想定した頁の振られ方の問題を徹底的に調査する事から作業を始めました。また、広告頁の挿入場所や種類等々、色々な問題もございましたので、まず基本的に、キネマ旬報社の蔵書本/文生書院在庫本を底本としました。
それを基に、下記の4箇所のご蔵書本を徹底的に比較検討し、乱丁・落丁及び配列等を精査した後に、完本の状態を実現させ、広告頁を含む全頁に通し頁を振りました。
早大演劇博物館/東京国立近代美術館フィルムセンター/川喜多記念映画文化財団/個人ご所蔵本


【戦前の『キネマ旬報』】 〔復刻〕大正期:1-248号 雄松堂 / 昭和戦前期:249-735号 文生書院 / 『映画旬報』:1-100号 ゆまに書房

大正8年に創刊された『キネマ旬報』は、誌名に敵性用語である“キネマ”が入っていたことから昭和15年12月の演劇映画雑誌第一次統合勧告によって、735号を以て廃刊。代わりに『映画旬報』が刊行されるものの昭和18年(1943年)12月には第二次統制によってこれも廃刊させられた。

【占領期を中心とした 『キネマ旬報』 後継誌】 〔復刻〕文生書院

『キネマ旬報 再建号』/ 第1号 ~ 第79号 1946年3月1日~1950年4月1日
廃刊から2年3か月、戦前からの同人、飯田心美を編集発行人とし戦後の再建第一号が発行された。伝えられている話では、戦前の創刊時からの主宰者であった田中三郎に『キネマ旬報』再建の相談を持ち掛けたところ、自ら再建する意思の無かった田中は快くこれを受け入れ、誌名を譲ったのだという。

『アメリカ映画』/ 1~21号 1946年11月1日~1948年10月
『キネマ旬報』の別動隊としてアメリカ映画に特化した月刊誌。飯島正を編集兼発行人として発行された。発行元は便宜的にアメリカ映画研究所となっているが、実質的にキネマ旬報発行といえる。GHQ占領政策に沿って発行。「アメリカ映画によって日本人を民主化する」ことを目的とした。

『映画新報』 / 1~25号 1950年8月1日~1952年3月15日
『キネマ旬報』再建号休刊の穴を埋めるべく戦前『キネマ旬報』の主宰者、田中三郎発行編集人として刊行。再建号休刊が単なる経営破綻ではなく二つの組合間での発行権を巡る内紛があったが故であり、いずれはどちらかが再発行する事が予想されたため、やむなく『キネマ旬報』の題名で出せなかった。

『映画春秋』 / 1~34号 1946年8月1日~1950年4月10日
『キネマ旬報』同人による発行。実質的にキネマ旬報発行といえる。キネマ旬報から派生した映画論壇誌、映画言説資料として文化人が映画評を書くために発行された。

【現在へと続く『キネマ旬報』 “復刊” 以降】

1950年10月15日、『キネマ旬報』は新たに清水千代太を編集発行人として【復刊】第一号が刊行され、以後経営者や編集部の場所を何度も変えながら、今日に至っている。

「昭和戦前期 キネマ旬報」パンフレットのダウンロード
「キネマ旬報 再建号」パンフレットのダウンロード
「アメリカ映画」パンフレットのダウンロード
「映画新報」パンフレットのダウンロード


20世紀メディア情報データベース:占領期の雑誌・新聞情報 1945-1949
最新情報(ホームページ)はこちらよりご覧ください。
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20th Century Media Information Database
終戦直後の出版物を集めた「プランゲ文庫」。その道しるべとなるデータベースです。

第二次大戦後、日本を占領した連合軍総司令部が行ったメディア検閲の結果として民間検閲局に保管されていた資料があります。これらおびただしい数の出版物は、その保存に尽力した教授の名前からプランゲ文庫と命名され、米国メリーランド大学図書館に収蔵されています。本データベースは、そのプランゲ文庫の収蔵の雑誌・新聞から、記事を中心とした各種情報を採録したものです。

プランゲ文庫の全雑誌13,787 誌の、全号表紙・目次等から著者名、記事・論文タイトル名、本文小見出し、分類番号、検閲に関する情報、巻号、発行所(出版者)、発行年月日、発行地などの情報を入力しデータベース化。

また、同所蔵の新聞のうち、日本新聞協会(当時)加盟主要紙全記事の、見出し、記事冒頭100字(リード部分がある場合はリードのみ)、人名、国名、地名、写真の有無(ある場合はキャプション)、掲載紙名、掲載日、発行形態(朝刊・夕刊・附録・号外)情報、広告(広告主、商品名)についてもデータが収録されています。

※記事レコード数:雑誌1,964,900/新聞1,261,280 レコード


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文生書院 出版物 全115タイトルについて書影・書誌情報・価格・解説を掲載した小冊子です。(2019年制作 2020年改訂)

★ 戦争関係 25タイトル
★ 移民 9タイトル
★ 映画・美術 18タイトル
★ 建築 4タイトル
★ 法律 23タイトル
★ 産業・経済 8タイトル
★ 都市・社会・教育・思想 24タイトル
★ データベース・委託 4タイトル


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