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BUNSEI SHOIN CO.,LTD

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科学技術史

 
 

科学技術史 日本科学技術史学会


【最新 『科学技術史』 第13号 刊行されました

科学技術史 13号 2016年12月

論文
雨宮高久 : 日本原子力研究所・電気試験所・理化学研究所における核融合研究黎明期の歴史  1
岡本拓司 : 戦前期日本における科学論の展開―日中戦争以前の動向を中心に―   37

資料
安達裕之・丹羽みさと : 教育者・蒐書家・鑑定人―狩野亨吉生誕150周年記念展―  125

ISSN1343-9766 全172ページ ¥3,000 [税別]

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~『科学技術史』へのいざない日本科学技術史学会 岡本拓司

『科学技術史』は日本科学技術史学会の会誌として、1997年に創刊されました。当時、科学技術史分野の雑誌はすでにいくつかありましたが、『科学技術史』は、経済史・経営史・教育史・メディア史などの関連の周辺領域の研究者にも広く参加を呼び掛け、この分野が発足当初もっていた学際性をさらに拡張していくことを目的の一つとして誕生しました。また、歴史研究にとって不可欠である、資料の詳細に関わる議論を、紙幅の制限をあまり気にせず展開していただけるよう、基本的に論考の分量に上限を設けないこととしました。これは他誌には類例のない特長です。

創刊後十数年のうちに蓄積された論考の中には、特に日本の科学技術史を検討するうえで外すことのできないものも、数多く含まれています。論考としての主張の意義が高いものはもちろん、さらに加えて資料的な価値の高いものもあります。また、通常は研究者にも気づかれにくい、卒業論文・修士論文・博士論文などの一部を、論文・ノートなどとして掲載した例は、本誌を当初の想定を越えたかたちで特徴づけているといってもよいでしょう。これらを読んでいただければ、若い学徒の新鮮な視点が、学問の進展にとって不可欠であることが了解されるものと思います。『科学技術史』は,今後も科学技術史家のための「竜門」の役割を果たしたいと考えています.

このたび、文生書院のご協力を得て、『科学技術史』の入手・購読の便が格段に上がることとなりました。科学技術史に関心をお持ちの方々はもちろん、ひろく科学技術論・日本史・西洋史・東洋史・経済史・経営史・教育史・文化史・メディア史など、関連諸領域にご関心をおもちの皆様にも、ぜひ一度手に取っていただければ幸いです。

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[創刊号:編集後記より]

本誌は,科学と技術,および,それらにかかわる,社会,文化,思想,経済,政治などを対象とした,歴史研究の新しい学術雑誌です. 本誌創刊の趣旨は,以下のようなところにあります.
1.科学技術史の研究は,その対象が科学技術であることが特色であるとしても,基本的には歴史研究の一環を構成する研究領域のひとつであり,歴史研究の手法によって進められるべきものである.
2.科学技術史は他の歴史領域から孤立すべきではなく,社会,文化,思想,経済,政治などの諸領域の歴史研究と積極的に交流し,協同することが望ましい. 本誌は,狭義の科学技術史のみを掲載の対象とするものではなく,幅広い研究の支援を目指す.
3.以上の要請に対応するため,史料の探索や厳密な史料批判による研究水準の向上をねらいのひとつとするとともに,異分野間の研究協力の成果,萌芽的研究,若手研究者の意欲的な研究なども積極的に掲載の対象とし,また,各種の投稿を歓迎する.
4.史料を引用しつつ叙述する歴史の研究論文は,自然科学の論文の様式にはなじまないので,人文・社会科学の様式に準拠して,ひとつの論文にあてる紙幅を拡大する.

科学技術史【ISSN1343-9766】 1~13号(1997年12月~2016年12月刊行済最新号)
各号とも一冊 3,000円【税別】

1~13号セット価格 39,000円【税別】

ご購入お申し込み info@bunsei.co.jp 迄、その旨お知らせください。
FAXでも受け付けております。03-3811-0296までお送りください。 [申し込み用紙]
ご不明点、ご質問はTEL03-3811-1683まで(担当:小久保)

各号目次一覧

第1号 1997年12月
岡本拓司:ハーヴァード大学物理学科における理論物理学の創始  1
        ――実験家の役割を中心に――
高橋雄造:電子工業史における中小企業の足跡  45
        ――富士製作所(STAR)とラジオ工業――
中村 淳:日本人類学の「まなざし」  81
        ――「観察」と「モニタリング」――
鎌谷親善:技術史における異分野間協力  106
        ――「御酒之日記」をめぐって――
塚原修一:科学技術史と社会調査  125
        ――太陽電池の技術予測を例として――
山崎和彦:Nikolai Krementsov, Stalinist Science  142

 

第2号 1998年10月
 鎌谷親善:創始期における電気試験所  1
高橋雄造:電子工業史における中小企業の足跡  53
        ――富士製作所(STAR)とテレビ工業――
幸田正孝:坪井信道の年譜の再検討  84
        ――家訓と日習堂を中心に――
田中一郎:ローマ学院の望遠鏡  106
高橋雄造:解説  114
Bemard S. FINN:The Role of Museum in the History of Science  116
     and Technology
        ――Historical Roots of the Power Industry as a Case Study――
鈴木晃仁:解説  119
Cheryce KRAMER:Asylum Design and the Architecture of the  121
     GermanSoul
林 真理:新妻昭夫『種の起原をもとめて  129
        ――ウォーレスの「マレー諸島」探検――』
松本俊吉:山本義隆『古典力学の形成  131
        ――ニュートンからラグランジュヘ――』
塚原修一:広田照幸『陸軍将校の教育社会史立身出世と天皇制』  136
小島智恵子:フランスに於ける原子力民事利用開発に関する  139
     文献について

 

第3号 1999年9月
村上陽一郎:現代史としての科学史  1
森ゆりこ:オームの法則の成立過程に関する研究  7
吉澤剛:19世紀渦理論とその自然観  51
岡本拓司:ノーベル賞文書からみた日本の科学,1901年-1948年  87
        ――物理学賞・化学賞――
勝木渥:聞書き記録 ――渡部良吉――  129
塚原修一:羽田貴史『戦後大学改革』  149

 

第4号 2000年7月
岡本拓司:ノーベル賞文書からみた日本の科学,1901年-1948年  1
        ――北里柴三郎から山極勝三郎まで――
柴田徹:『初歩のラジオ』の寄稿者たちの経歴とその特質  67
        ――雑誌草創期をささえた寄稿者たちは
            どのような人々だったのか――
吉田伸夫:ボーア/アインシュタイン論争再考  97
        ――現代物理学の観点から――
<講演 大野誠:解説  121
      Michael HUNTER:The ‘Decline of Magic’ Reconsidered  123
塚原修一:伊藤彰浩著『戦間期日本の高等教育』  139

 

第5号 2001年12月
青木 洋:第二次大戦中の計算機開発  1
        ――日本と英米の比較考察――
高橋雄造:戦後のラジオ・エレクトロニクス技術通信教育の歴史  41
        ――ラジオ教育研究所の通信教育――
辻直人:文部省留学生制度における高等学校の位置付け  97
高橋雄造:解説  109
Daniel R. HEADRICK:Botany and the Transformation  112
 of the Tropics in the Age of Imperialism

第6号 2002年12月
深井佑造:シカゴ・パイル1号成功の鍵を握っていたのは誰か?  1
        ――原子炉物理学から見た人類最初の連鎖反応成功の真相――
高橋雄造:柴田寛と『ラジオ科學』 ――ラジオ雑誌の歴史 ――  31
高橋暁子:科学技術行政への市民参加  71
        ――「原子力政策円卓会議」と「遺伝子組換え農作物を
            考えるコンセンサス会議」にみる現状と展望――
スヴァンテ・リンドクヴィスト(長澤陽申訳):アルフレッド・ノーベル  119
        ――発明家,起業家,産業家――

第7号 2004年12月
青木洋:第二次大戦中の研究隣組活動
          ――研究隣組趣旨及組員名簿による実証分析――  1
深井佑造:何故,戦時下の独は連鎖反応実現に失敗したのか?
          ――Heisenbergの不運――  41
高橋雄造:パリ工芸院(Conservatoire des Arts et metiers)の歴史
          ――工芸院の技術学校と技術博物館――  71
青木洋:研究隣組組員名簿  107
高橋雄造:解説  137
Arthur MOLELLA:Visions of the Future: Tecno-Cities of the 1930s  141

 

第8号 2005年12月
平本厚:「並四球」の成立(1)  ――戦前日本のラジオ技術革新  1
小町守:台湾植民地期の言語政策  ――安藤正次と二語併用の台湾――  31
板垣良一:アインシュタインの女性観  57
根生誠:戦前の女子数学科高等教育について
         ――戦時中の女子専門学校数学科と中等教員養成を中心に―― 73
高橋雄造:サウス・ケンジントン博物館,ビクトリア・アンド・
                アルバート博物館,ロンドン科学博物館の歴史
        ――教育のための博物館の誕生と変貌――
      I. サウス・ケンジントン博物館とビクトリア・アンド・アルバート博物館  99
金山浩司:解題
セルゲイ・И・ヴァヴィーロフ(金山浩司 訳):物質理念の発展  133

 

第9号 2006年10月
平本厚:「並四球」の成立(2)  ――戦前日本のラジオ技術革新――  1
青木洋:学術研究会議と共同研究の歴史 ――戦前から戦中へ――  37
岡本拓司:アインシュタインが来る ――大正11年,土井不曇理学士の慌惚と不安――  67
高橋雄造:サウス・ケンジントン博物館,ビクトリア・アンド・アルバート博物館,ロンドン科学博物館の歴史
        ――教育のための博物館の誕生と変貌――
II. ロンドン科学博物館  87

 

第10号 2007年10月
青木洋:学術研究会議の共同研究活動と科学動員の終局 ――戦中から戦後へ――  1
田賀俊平:内村鑑三と自然科学  41
高橋雄造:ラジオ技術における非公式な研究交流団体の歴史  I. 十日会の足跡  77

 

第11号 2010年7月
高橋雄造:潰地常康の『ラヂオ』から『無線と実験』へ
          ――日本最初のラジオ雑誌――  1
      Jonathan COOPERSMITH Creating Fax Standards:Technology Red in Tooth and Claw?  37
小林啓祐:第二次世界大戦時に於けるハイゼンベルグ・ヴィルツの未臨界実験理論の正当性  67
塚原修一:橋本鉱市著『専門職養成の政策過程 ――戦後日本の医師数をめぐって』  95

 

第12号 2012年10月
青木洋:戦前期日本における自然科学系高学歴人材の数量把握  1
夏目賢一:ウィリアム・トムソンの力学的モデルと
      19世紀初頭のフランスにおける物理学の方法  19
高橋雄造:博物館とはなにか
        ――正当性・正統性の主張,規範,矯正,企業博物館,大学博物館――  63 


【関連資料】

【 岩垂家・喜田村家文書 】  

-明治日本の工学維新を担った兄弟の足跡-

監修:    高橋雄造
編集・解説:吉岡道子(旧姓 十合道子)
2004年5月発行 202p. 布装製本、布装函入
限定350部  定価 ¥10,000 (税別)
ISBN:4-7559-0158-8  26×18.8cm (B5版横組)

 

【 御雇外国人ヘンリー・ダイアー 】 [ 新刊 発売中 ]
― 近代(工業)技術教育の父:初代東大都検(教頭)の生涯 ―

北 政巳 著 (創価大学経済学部教授)

ISBN978-4-89253-369-3  定価 ¥3,150(税込)
A5版 228頁 Board装製本・カバー付・クリーム色 中性紙使用

 


【文生書院 関連古書 在庫】


故ドナルド H.フレミング氏旧蔵書 【科学・科学技術・医学史研究書】

フランス科学アカデミー紀要  Comptes Rendus Hebdomadaires de Seances du l €™Acadmie des Sciences
Volumes 1-199. Paris, 1835-1934. With Index to vols. 1-121(in 4 vols.) and supplements to vols.1 and 2. ( in 2 vols.) Bound set.

18-19世紀刊行 数学関係稀覯書

鉄鋼関係洋古書コレクション  Books on the Iron and Steel


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