第2回 デジタルアーカイブ・アウオード受賞 |
デジタルフロンティア京都実行委員会:委員長 中筋格 氏
デジタルアーカイブ・アウオード審査員会:審査員長 月尾嘉男 氏
先導的コンテンツ市場環境整備事業支援作品 |
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製品情報
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CD-ROM版 日本錦絵新聞集成(土屋礼子編) |
仕様:ハイブリッドCD-ROM 1枚(Windows/Macintosh 両用)
【対応OSは Windows XP SP3 / MacOS 8 まで となります】 |
Adobe Acrobat Reader 4.0J の Plug-In として動作 |
□ 錦絵新聞の画像解像度は 144dpi を採用 |
□ サムネイルは 72dpi を使用 |
定価 \38,000 (本体) |
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錦絵新聞について |
錦絵新聞とは新聞の挿絵として多色刷りの浮世絵版画である
錦絵を用いたもので、まだ写真が登場していなかった明治初期には視覚的なニュース・メディアとして隆盛を誇っていました。一般的な新聞は難しくて庶民には読みこなせなかった当時、
錦絵新聞は新しい時代の庶民向け情報媒体として生まれ、さらにその挿絵である錦絵は美術史、社会史、風俗史、印刷史などの立場からも非常に興味深いものを有しています。 |
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画像内文字列検索は画像と文字列を区別すること無く、画像を見ながら画像内の中の文字列を検索する方法として開発しました。歴史、美術史、社会史やマスコミ史研究のためばかりでなく、文化史、風俗史、民俗史、衣装史や化粧史研究までもご利用頂けるように、小物や小物類の検索を可能にし、髪型、顔(化粧)、更に衣装の柄も検索や一覧リストで簡単に連続表示できるようにしました。
左図に示したものは相撲取りが火事に際して活躍したという記事です。この例では『東京』、『電線』、『力士』の文字列の存在場所が示されていますが、さらに画像としての『電線』『力士』を検索し、その存在位置を確認することが可能です。この図では他にも関取、相撲取り、力士、電柱、電信柱、電線等のキーワードで画像を検索することができ、場所である静岡県沼津や件名の火事、電信等も検索可能なキーワードとなっています。
ご研究の便を考え、検索結果部分にメモを書き込んだりそのメモの一覧からメモのある画像へ飛んで行ける機能、および検索結果、各種一覧リスト、読下し文、メモや元画像等を印刷する機能が備えられています |
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Contents
- 第一部: 錦絵新聞について
- 第二部: 検索
- 第三部: 錦絵新聞一覧
- 第四部: 各種一覧リスト
- 第五部: 運行マニュアル
- 現存が確認された錦絵新聞約750紙と関連する錦絵新聞資料類
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このページの画像見本の解像度、サイズは実物に比べてかなり小さくなっております。実物はTIFFファイルで、細かい文字まで識別が可能です。
出版地:東京
- 東京日々新聞 → 画像見本
- 錦絵新聞の元祖であり、日刊紙『東京日々新聞』(毎日新聞の前身)の記事をもとにして作られたものである。発行に際しては『東京日々新聞』関係者も多く関わった。絵師は落合芳幾。
- 郵便報知新聞 → 画像見本
- 日刊紙『郵便報知新聞』(報知新聞の前身)の記事に依拠した錦絵新聞。上のものと異なり、本紙関係者との直接な交流は見られない。絵師は大蘇芳年。
- 各種新聞図解 → 画像見本
- 『読売新聞』『平仮名絵入新聞』から記事を引用。絵師は守川周重と房種。
- 大日本国絵入新聞 → 画像見本
- 『東京日々新聞』『朝野新聞』から記事を引用。絵師は真斎芳州と梅堂国政。
- 東京各種新聞 → 画像見本
- 東京錦絵新聞 → 画像見本
- 西南戦争を題材にしている。絵師は歌川孟斎。
- 仮名読新聞 → 画像見本
- 仮名書魯文による小新聞『仮名読新聞』に依拠した錦絵新聞。版元や絵師、様式は一定していない。
- 朝野新聞 → 画像見本
- 『朝野新聞』(自由民権期の有力紙)の記事に依拠した錦絵新聞。絵師は山崎年信。
- 東京各社撰抜新聞 → 画像見本
- 当時話題になった題材を扱っているが、新聞記事に依ったものかどうかは不明。絵師は梅堂国政と三島蕉窓。
出版地:京都
- 西京錦絵新聞 → 画像見本
- 京都の錦絵新聞。絵師は南峰と二代木下広居。
- 錦画新聞 → 画像見本
- 京都の錦絵新聞。絵師は二代木下広居。新聞の様式にかなり近くなってきている。
出版地:大阪
- 大阪錦画新聞 → 画像見本
- 右上の紅白を基本としたデザインの四角い旗に「明治八年大阪錦画新聞」と表題があるのが特徴。絵草紙屋の阿波文と石和が交替で出したとされる。絵師は二代目長谷川貞信と笹木芳瀧、文は正情堂九化と笹木芳瀧。引用紙名はほとんど明記されていない。
- 大阪錦絵新聞 → 画像見本
- 赤い囲み枠と縦長の題号を支える天使のデザインが特徴。絵師は笹木芳瀧と弟の芳光。文は芳瀧と正情堂九化。
- 大阪錦画新話 → 画像見本
- 赤い囲み枠と縦長の題号を支える天使のデザインが特徴。
- 大阪新聞錦画 → 画像見本
- 赤い囲み枠と縦長の題号を支える天使のデザインが特徴。絵師は長谷川貞信で文も担当。
- 大阪日々新聞 → 画像見本
- 赤い囲み枠と天使のデザインだが、支える題号は横長になっている。『郵便報知新聞』『読売新聞』を中心に引用。絵師は長谷川貞信で文も担当。
- 諸国日々新聞集 → 画像見本
- 『大阪日々新聞』の異版。
- 大阪日々新聞紙 → 画像見本
- 赤い囲み枠と天使のデザインだが、支える題号は横長になっている。『郵便報知新聞』『読売新聞』を中心に引用。絵師は長谷川貞信で文も担当。
- 大阪錦画日々新聞紙 → 画像見本
- 赤い囲み枠と縦長の題号を支える天使のデザインが特徴。『読売新聞』『郵便報知新聞』『平仮名絵入新聞』『高知新聞』から引用。絵師は長谷川貞信で文も担当。
- 日々新聞 → 画像見本
- 赤い囲み枠と縦長の題号を支える天使のデザインが特徴。絵師は二代長谷川貞信、後藤芳景。
- 新聞図会 → 画像見本
- 赤い囲み枠と縦長の題号を支える天使のデザインが特徴。記事は『郵便報知新聞』『東京日々新聞』『神戸新聞』『日新真事誌』からの引用。絵師は二代長谷川貞信、笹木芳瀧、芳光、鈴木雷斎、柳桜茂広など。
- 郵便報知新聞錦画 → 画像見本
- 東京の錦絵版『郵便報知新聞』とデザインが類似。内容も『郵便報知新聞』本紙の記事に基づく。絵師は二代目長谷川貞信。
- 勧善懲悪錦画新聞 → 画像見本
- 『大阪新聞』を発行していた書籍会社との関連が指摘されている。絵師は笹木芳瀧。 東京の錦絵版『郵便報知新聞』と体裁が似ており、記事も『郵便報知新聞』から引用されている。絵師は二代長谷川貞信。
- 錦画百事新聞 → 画像見本
- 大阪において最も多く号を重ねた錦絵新聞で、一九〇号まで出ている。途中から日刊となり、体裁もより新聞紙に近い形態となった。記事は当初『読売新聞』 『東京日々新聞』からの引用であったが、やがて独自の取材による京阪のニュースをもっぱら報道するようになった。絵師は二代長谷川貞信。
- 有のそのまま → 画像見本
- 瓦版的な体裁が特徴。西南戦争を扱っている。
- 鹿児島県まことの電知(しらせ) → 画像見本
- 瓦版的な体裁が特徴。西南戦争を扱っている。
- 有たそのまま → 画像見本
- 絵師は二代長谷川貞信。
- 浪花珍聞 → 画像見本
- 西南戦争を扱っている。絵師は玉亭芳峰。
出版地:その他
- 鹿児島県西南実記 → 画像見本
- 金比羅霊験広報 → 画像見本
- 明治八年錦画図解 → 画像見本
- 各種新聞之内武州板橋之戦争 → 画像見本
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