「Intelligence」
第一期(No.1からNo.10)『Intelligence』も文生書院で取り扱っています。
第二期 刊行が始まりました。
[第一期] 特集
創刊号(2002)特集:戦時期・占領期の一次資料による研究調査の現在
第2号 (2003)特集:通信と暗号の情報戦
第3号 (2003)特集:占領期研究の成果とプランゲ文庫
第4号 (2004)特集:東アジアのメディアとプロパガンダ
第5号 (2005)特集:中国・台湾のメディアと広告
第6号 (2005)特集:現行憲法への新しい視点と分析
第7号 (2006)特別企画:鶴見俊輔と占領期雑誌ジャーナリズム
第8号 (2007)特集:占領期の検閲と文学 / 特集:満州における文化メディアと統治
第9号 (2007)特集:対ソ・対ロインテリジェンス活動
第10号(2008)特集:戦争と文化財・資料 – その略奪と行方
[第二期] 特集
第11号(2011)特集:日米情報戦の深層 / 特集:占領期の言説
第12号(2012)特集:プランゲ文庫研究の10 年 / 特集:危機のインテリジェンス
第13号(2013)特集:日米広報外交とアジアの情報戦 / 特集:占領期メディア再考
第14号(2014)特集:日本と東アジアの検閲史再考 / 特集:占領後日本と冷戦期米国の文化的諸相
第15号(2015)特集:冷戦初期のインテリジェンスと情報政策 / 特集:占領期の文化研究の新局面
第16号(2016)特集:占領軍のインテリジェンス / 特集:プロパガンダの戦中と「戦後」
第17号(2017)特集:福島鑄郎コレクションと占領期雑誌 / 特集:新資料による陸軍中野学校研究
第18号(2018)特集:《貫戦期》の日中映画 / 小特集:ソビエト期の表象と検閲
第19号(2019)特集:ラジオと心理戦 / 占領期の地方雑誌 / 日中戦争をめぐる報道と宣伝
第20号(2020)特集:検閲からプランゲ文庫へ / 貫戦期のヴィジュアル・メディア / 中国大陸でのメディアと宣伝
[第三期] 特集
第21号(2021)特集:日中映画における表象の越境/戦後メディア空間の創造
第22号(2022)特集:アカデミックリソースとしてのアーカイブの現在/アジアにおける映像と戦争の記憶
第23号(2023)特集:大正・昭和初期における広報と宣伝/戦時日本人のメディア文化
第24号(2024)特集:南博を読み直す/「スプートニク・ショック」事件報道/アジアのインテリジェンス
Intelligenceについて
このたび20世紀メディア研究所は早稲田大学の重点領域研究プロジェクト研究所として認証され、大学から活動資金の援助をえることになりました。当研究所は2001年に呱々の声をあげ、以来細々と活動してまいりました。主としてプランゲ文庫の雑誌データベースの作成や、その推進のための研究会や研究誌『Intelligence』発行を行ってきました。昨年秋に科学研究費と同じ競争的資金でありながら、それよりも使用に比較的に自由な裁量が許される重点領域研究援助金が学内で新設されましたので、それに応募しましたところ、幸い採用されました。これを機会に当研究所は従来の名称に早稲田大学の冠をつけた早稲田大学20世紀メディア研究所と改称しました。
『Intelligence』は当研究所の活動を活性化させるメディアです。2002年3月に創刊し、2008年8月に第10号を刊行しました。「20世紀からメディア、プロパガンダ、インテリジェンスの現在を解剖する」を標榜し、従来にない研究領域を開拓してきたと自負しています。その後各方面から続刊の問い合わせが来ています。また10号刊行で図書館などからの一括購入申し込みが増えています。そこで本誌は文生書院に在庫の販売を委託することになりました。
なお本誌は4月から新編集体制を組み、新企画の下で、発売元を従来の紀伊國屋書店から文生書院に変更し、第2期刊行を行うことになりました。新研究体制下の研究会の成果や証言などを順次掲載する場として活用したいと思っています。
皆様のご理解、ご協力をいただければ幸いです。
2011年2月10日
早稲田大学20世紀メディア研究所
山本武利
三期『Intelligence』編集委員
土屋礼子
川崎賢子
鈴木貴宇
吉田則昭
梅村卓
中嶋 晋平
顧問
山本武利
雑誌『Intelligence』専用ホームページ http://www.waseda.jp/prj-intelligence/
20世紀メディア研究所ホームページ http://www.waseda.jp/prj-m20th/
会員専用ホームページ http://www.bunsei.co.jp/member/
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