オンライン版
「朝日コレクション 明治・大正口絵集成」
明治・大正の書籍、雑誌の巻頭を飾った木版口絵
江戸から受けつがれた最高の木版画技術と新時代の感性が織りなす美の世界
2026年6月1日 リリース!

口絵(木版・印刷)と下絵、校正摺り、差上げ等、口絵の制作に関わる資料
5,000種以上(8,000画像以上)収録
400dpi以上の高精細画像も / 総画像容量:約100ギガバイト
絵師・画家:249名 著者:527名 出版社:292社
国立国会図書館デジタルコレクション蔵書と突き合わせ、確認が取れたものはコレクションへのリンクを用意しました。書誌情報の検証に加え、一部タイトルでは、国立国会図書館デジタルコレクション上で本文閲覧が可能です。
~閲覧方法~
・検索ボックスから自由にキーワードを入力、書誌情報を検索してご覧になりたい作品を選ぶ方法
・「絵師・画家一覧」「著者一覧」「出版社一覧」リストから閲覧したい作品を選んでいただく方法
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本体 ¥8,000
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機関向けご案内 |
~研究者の方へ・図書館司書の方へ~
ご機関契約では、その機関で永続的に「朝日コレクション」が利用可能になります。
毎年の新入生から、学部生、将来所属するであろう若い研究者まで、永続的に利用可能な研究基盤・研究資源となり得ます。また、図書館司書の書誌レファレンスツールとして、あるいは同時に10名まで利用可能ですので、小規模授業での教材としても利用可能です。
~オンライン版の特徴~
朝日智雄「オンライン版『朝日コレクション 明治・大正口絵集成』発売にあたって」より抜粋
今回、私の手元にある約五千図(画像数八千件)をオンライン版にまとめてみました。既刊のDVD版(『朝日コレクション 明治・大正口絵作品集』文生書院、二〇一七年)では二千五百七十三図を掲載しましたが、八年が経過し、文生書院さんから「時勢に合わせてオンライン版をリリースしては」とお話をいただきました。それでは新たに蒐集した作品群や外部の画像等を加えて「増補改訂」版にアップデイトしましょうと提案しました。
当オンライン版のあらたな特徴は、
一、木版に限らず、美術品と認められていない消滅しつつある印刷口絵まで間口を広げて掲載しました。日本近代文学、国立劇場資料館、弥生美術館、国会図書館デジタルコレクション等の画像を加えて八千点掲載することが出来ました。
明治初年から、大正にかけて文明開化とともに西洋から文化、文明が怒涛の如く日本に押し寄せて来ました。木版以外の各種印刷術もその一つです。コロタイプ、石版、網目印刷、原色版等、十数種類以上に上るでしょう。使われた印刷技術の判別は非常に難しく私にはわかりませんので、誤った表記をしないためにオンライン版では「木版口絵」に対して一律「印刷口絵」としました。研究が進んで正しい判別ができることを期待しています。
二、立命館大学アート・リサーチセンターの協力を得て、正面光撮影、フラッシュ光撮影、斜光撮影の三種類の光の当て方で撮影した画像を収録しました。これによって、空摺、布目摺、下地の重ね摺等、摺りや彫りの技を際立たせる事ができ、当時の人が見たのに近い状態で鑑賞ができるようになりました。
三、明治・大正期の彫師・摺師たちの技は頂点に達しましたが、彼らは幕末から明治初期の師匠の弟子たちが中心です。残念ながら江戸期以上に名前が解っていません。国立国会図書館デジタルコレクション等を利用して極力彫師・摺師を拾い上げ掲載しました。
口絵を手がけた絵師は有名無名を含めて確認できた者が二百二十名を超えています。読めない落款が多く今後の課題でしょう。作品上に彫りこまれた彫師の名前が二十五名程度、摺師の名前が五、六名程度散見されます。新版画の彫り摺りに携わった職人たちの親方筋に当たる職人たちと思われますが、ほとんど特定できません。講談本には「山口刀」の銘が手元の口絵だけで百五十作品以上ありますが短期間にこれだけの数を彫り上げるのは難しいので、工房の代表者の名前で複数の職人が係わっていると思われます。
四、DVD版の時は著作権の関係でたくさん掲載できなかった鏑木清方、鰭崎英朋の作品のうち、鰭崎英朋に関しては、著作権者の方と弥生美術館の協力を得て、大幅に掲載量を増やすことができました。このことは「鰭崎英朋」の業績再認識に大きく役立つことと思います。
五、口絵の製作過程の参考資料として、下絵や差上げ、校正なども収録しました。
江戸時代の草紙は絵が主でその隙間に文字を埋め込んでいましたが、口絵は文章とは独立して付けられています。これまでは、絵師は書きあがった小説を読んで絵を付けたといわれていましたが、文章を構想する段階で小説家が絵師に、口絵の指示や打ち合わせをしていたことが多くの事例から明らかになってきました。口絵の少ない樋口一葉でさえ指示を出していたようです。
なお、当時の出版では同名の本でも初版と再版では版権の移動や表記が代わっているものが沢山あります。当オンライン版ではそれらのすべてを調査しつくしていません。多くは国立国会図書館デジタルライブラリーの奥付表記と手元にある現物に基づいています。その点をご了解ください。
※本データベースに含まれる書誌情報・メタデータは朝日智雄氏が著作権を有します。© 2026 Tomoo Asahi
上記に加え、掲載画像・ソフトウェアにつきまして、利用規約に反する無断転用・流用などを禁じます。

【既刊】
ブックレット『口絵の世界と鰭崎英朋』

鰭崎英朋のオンラインデータベース、90日間無料アクセス権付き!
オンライン版「朝日コレクション 明治・大正口絵集成」から抜粋した鰭崎英朋773件を収録。
口絵作品(木版・印刷)に加え下絵、校正摺り、差上げ等、口絵の制作に関わる資料も併載しました。
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B5変形 64ページ
本体 ¥1,600〔税込¥1,760〕
ISBN978-4-89253-666-3
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目次
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第一章 口絵分析
「ラスト・ウキヨエ」としての口絵 日野原健司
明治文学のなかの口絵・挿絵 出口智之
浮世絵と新版画のはざま 朝日智雄
The men who made the kuchi-e David Bull
デジタル画像で木版画を鑑賞・観察すること 常木佳奈
口絵研究の始まり 山田奈々子
第二章 鰭崎英朋考
鰭崎英朋の美人画 ― 歌川派の流れの中で 中澤麻衣
柳川春葉と鰭崎英朋 ― 社会現象としての「生さぬなか」 荒井真理亜
鰭崎英朋と泉鏡花 富永真樹
英朋との出会い、平山曄さんとの想い出 松本品子
天才絵師・鰭崎英朋の美人画 ― 朝日コレクション明治・大正の木版口絵より 河内えり子
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【収録作品の例】
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| 尾形月耕画
「初雷」文芸倶楽部 17巻8号、博文館 明治44年6月 |
武内桂舟画
「月下之美人」文芸倶楽部 2巻7編、博文館、明治29年6月 |
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| 筒井年峰画
「豊島嵐」福地桜痴著 春陽堂 明治28年 |
富岡永洗画
「五月雨」文芸倶楽部 8巻8号 博文館 明治35年6月 |
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| 鈴木錦泉画
「忠勇 初浦尾上之助」玉田玉秀斎 松本金華堂 明治44年 |
水野年方画
「外科室」泉鏡花著 文芸倶楽部 1巻6編 博文館 明治28年6月 |

【既刊】
[ 山田奈々子氏作品集 ]

* 「増補改訂 木版口絵総覧」
菊版 436頁 掲載画家数 112人(旧版79人) 作品画像数 1572作品
ISBN 978-4-89253-606-9 定価 ¥6,500〔税込¥7,150〕
* 「口絵名作物語集」
Masterpieces: Collection of Kuchi-e Prints and Their Stories
菊版 323頁 Board装製本・カバー付
ISBN 4-89253-322-X 定価 ¥¥6,000〔税込¥6,600〕
* 「美人画口絵歳時記」
菊版 312頁 Board装製本・カバー付
ISBN 978-4-89253-397-6 定価 ¥7,200〔税込¥7,920〕
口絵画家住所地図(文芸倶楽部編)付
* 「武内桂舟口絵集」 [口絵作家作品集 その一]
Kuchi-e Hanga by Takeuchi Keishu
菊判・224ページ ISBN 978-4-89253-520-8 定価 ¥6,000〔税込¥6,600〕
* 「梶田半古口絵集」 [口絵作家作品集 その二]
Kuchi-e Hanga by Kajita Hanko. The Posthumous Writings of Kitada Usurai
192頁 [カラーページ 88頁・カラー折り込み 1枚]
ISBN 978-4-89253-560-4 定価 ¥6,000〔税込¥6,600〕
* 「富岡永洗口絵集」 [口絵作家作品集 その三]
Kuchi-e Hanga by Tomioka Eisen
菊版 288頁 図版オールカラー
ISBN 978-4-89253-634-2 定価 ¥4,600〔税込¥5,060〕
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