・春色梅兒誉美 4編4冊 天保3~4年(1832~33年)
為永春水作 柳川重信・重山画
江戸末期の人情本。春色梅暦とも書く。
色男の唐琴屋丹次郎と深川芸者米八・仇吉,許嫁(いいなずけ)のお長の恋のもつれを、
下町情緒豊かに描いています。
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・春色辰巳園 4編4冊 天保4~6年(1833年)
為永春水作 柳烟亭国直画
「春色梅兒誉美」の続編で、米八と仇吉の恋争いと和解が描かれています。
¥40,000(税別)

・春色恵の花 2編2冊 天保7年(1836年)
為永春水作 池田英泉画
この本には永井荷風が絶賛したシーンがあります。
『丹次郎にツイとひきよせられた「米八」が、まずお茶で口中をすすいで それを、休憩所に
している農家の縁側から、庭へ吐き出し、ついで、 庭先の梅の蕾を3つもぎとって噛む。』
つまり、煙草臭さを消す、今で言う「リステリン」「梅仁丹」が書かれています。
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・春色英対暖語 5編15巻 天保9年(1838年)
為永春水作 歌川国直・静斎 英一画
¥60,000(税別)

・春色梅美婦祢 5編5巻 天保12年(1841年)
為永春水作 歌川国直等画
芸者此糸の情人半次郞が俳諧の宗匠になった事が書いてあり、それは俳諧の普及を知る
一証であると共に当時の俳諧師の生活の一端が垣間見えます。
¥40,000(税別)

また、春色梅兒誉美と春色辰巳園、春色恵の花は合本になってない物もございます。
こちらは少し状態が悪く、少イタミと少虫喰いがあります。
春色梅兒誉美 SOLD OUT
春色辰巳園 SOLD OUT

春色恵の花(2編6冊) SOLD OUT

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