明治40~44年刊
合本2冊(1巻2号~2巻8号/3巻1号~4巻8号)・全35冊(内31冊)
菊倍判八頁・発行部数100部・月刊・定価12銭(当時)
明治40年(1907)山本鼎は石井柏亭、森田恒友と雑誌『方寸』を創刊しました
初期の表紙
後期の表紙

この雑誌は美術文芸誌の性格を有し、若い美術家や作家たちの創作拠点とすることを目的としていました。
それまでの版画は、「下絵を描く」、「彫る」、「刷る」作業が分業制でしたが。
彼らは「方寸」で、その作業を全てひとりで行う「創作版画」を提唱し、その後の版画に大きな影響を与えています。
ブログの方には他の画像や、山本鼎についても書いています。
『方寸』以外にも色々なジャンルの物を掲載していますので、よろしければ御覧になって下さい。