1919年(大正8年)に日本海軍は国内石油会社5社(久原鉱業・三菱鉱業・日本石油・宝田石油・大倉鉱業)
に北辰会を組織させてオハの石油掘削に着手します。1925年(大正14年)にロシアとの間で日ソ基本条約
の中にある北樺太石油開発利権契約が調印されました。
そして1926年(昭和元年)に中里重次を初代社長にし、
取締役に松方幸次郎・牧田環・湯川寛吉・櫻井鴎村(彦一郎)などの八名、鑑査役には中野貫一・押川方義
の二名として、北樺太石油株式会社を設立します。昭和11年には左近司 政三が社長となり、取締役には
橋本圭三郎・倉知鉄吉など8名、鑑査役には津下紋太郎他1名がいました。
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