America’s Historical Imprints     Ethnic American Newspapers from the Balch Collection 1799-1971 アメリカ移民新聞コレクション(バルチ・コレクション)  1799-1971

概要：アメリカ移民新聞コレクション（バルチ･コレクション） 1799-1971

アメリカの移民の足跡を探る新たな切り口として

このオンラインコレクションは、25の州、10の言語で出版された全米130紙以上の新聞を収録し（19世紀の稀少タイトルも多く含まれ、すべて全文検索に対応している）、アメリカ史上最も影響力を持つとされる移民集団を広範囲にわたって取り上げたものです。特にチェコ系、フランス系、ドイツ系、ハンガリー系、アイルランド系、イタリア系、日系、ユダヤ系、リトアニア系、ポーランド系、スロバキア系、ウェールズ系の移民に着目し、これまでの米国史の中で見落とされてきた歴史や政治、文化的側面を追究することができます。

アメリカの移民生活200年史
Ethnic American Newspapers from the Balch Collectionは、建国初期の門戸開放時代から1960年半ばの自由化時代までの2世紀に及ぶ米国における移民の生活ぶりを取り上げたものです。19世紀のテーマとしては、「非白人」に対する市民権拒否や移民排斥主義者による政治運動結成、反移民主義の「ノーナッシング党」、1849年のカリフォルニアでの金鉱の発見とそれに続くゴールドラッシュ、20万人を超えるアイルランド系移民で溢れ返り1860年代に世界最大のアイルランド人街となったニューヨーク市、米国に上陸する全ての移民に課税した1882年の移民法などを含みます。

ビジネスや音楽、科学、教育、労働組合、戦費調達など、移民が貢献した分野のほか、市民権取得で移民に英語コミュニケーション能力を要求した1906年の帰化法、北欧・西欧系移民を優遇した1921年の緊急移民割当法、1942年日系移民の強制収容所抑留と日系移民による新聞、移民がもたらすプラス影響を明白にしたトルーマン移民帰化特別委員会など、多数のテーマが取り上げられています。

アメリカ屈指の民族研究所とのパートナーシップ
このオンライン資料は、米国有数の民族研究所として知られたバルチ民族学センター（Balch Institute of Ethnic Studies、2002年にペンシルバニア歴史協会と統合）の新聞とペンシルバニア歴史協会（全米最大・最古の家系図図書館のひとつ）のコレクションを収録したものです。同資料はReadex社が発行する American Ethnic Newspapers シリーズの第三弾でAfrican American Newspapers（1827-1998） 、Hispanic American Newspapers（1808-1980）も含み、Early American Newspapersや20th-Century American Newspapersなど他のAmerica’s Historical Newspapers シリーズとの横断検索にも対応しています。

収録日系紙の例

 
Readex：タイトルリスト・ページ

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