『現代日本教育制度史料』は昭和27年から昭和63年にまでを対象として、教育制度に
関わる諸史料を収載したものです。本史料集は『法規』、『国会会議録』の二編で
構成しています。
「法規」編では、昭和27年1月1日以降の教育関係法規、文部省関係法規にとどまらず、
他省庁関係など教育に関連する法規を広く採録して編年順で収録しています。
収録資料は、法律、政令、府令、省令、庁例、規則、訓令、告示、公示、通知等文書
としています。また、各巻末には教育行政・教育財政・公務員・学校教育・養成・教育
教育過程など33種類の分類で構成された内容分類別目次があります。
「国会会議録」編では、「法規」編の収録期間に対応する第十三国会から第百十三回
国会まで(昭和26年12月~昭和63年12月)の国会会議録における教育関係事項、
「成立法律案」「審査未了法律案」「決議案」「緊急質問」「質問主意書及び答弁書」
に係わる事項を国会の回次順に収録しています。
本史料集は明治初年から昭和7年を対象とした『明治以降教育制度発達史』(全13巻)
及び昭和7年から昭和27年4月までを対象とした『近代日本日本教育制度史料』(全35巻)
に続くもので、明治初年より昭和63年までに及ぶ日本の近現代における教育制度の法制史
料が整います。 |