小松茂美は旧制中学卒業後、国鉄・運輸省の一事務員として勤務のかたわら独学
のあゆみを始め、十数万枚にも及ぶ二百余冊の著述を残し、今日に至っています。
本著作集は、その空前の偉業である｢古筆学｣の軌跡を三十三巻に収めています。

第1巻:平安朝伝来の白氏文集と三跡の研究1
第2巻:平安朝伝来の白氏文集と三跡の研究2
第3巻:平安朝伝来の白氏文集と三跡の研究3
第4巻:平等院鳳凰堂色紙形の研究1
第5巻:平等院鳳凰堂色紙形の研究2
第6巻:元永本・公任本古今和歌集の研究
第7巻:二荒山本後撰和歌集の研究1
第8巻:二荒山本後撰和歌集の研究2;浜松中納言物語の研究
第9巻:平家納経の研究1
第10巻:平家納経の研究2
第11巻:平家納経の研究3
第12巻:平家納経の研究4
第13巻:平家納経の研究5
第14巻:平家納経の研究6
第15巻:日本書流全史1
第16巻:日本書流全史2
第17巻:日本書流全史3
第18巻:日本書道史展望
第19巻:古写経研究1
第20巻:古写経研究2;三筆三跡
第21巻:古筆学聚稿1
第22巻:古筆学聚稿2;和様書道の展開
第23巻:古筆学的日本文学史1
第24巻:古筆学的日本文学史2
第25巻:古筆学的日本文学史3
第26巻:千利休書状基礎研究
第27巻:人と書
第28巻:寛永の三筆;古筆学余滴
第29巻:日本絵巻史論1
第30巻:日本絵巻史論2
第31巻:日本絵巻史論3
第32巻:日本絵巻史論4
第33巻:日本絵巻史論五;絵画・工芸随考;古筆学への道

小松茂美著作集　全33巻
旺文社　平8～平13　函入