本書は国立公文書館内閣文庫所蔵の柳営日次記の一部である
明暦、万治、寛文、寛永、文化年録を底本とした影印縮刷版です。
江戸幕府日記とは、幕府の各役所が日々の業務日誌を記していました。その公日記
には「日記」、「柳営日次記」、「柳営日録」、「柳営録」があります。なかでも最も内容が
充実しているのは「柳営日次記」で、日々の将軍の動静、幕府の行事、叙任、法令等
を知るうえで重要な史料です。本書の底本である柳営日次記は、御実紀調所から
浅草文庫を経て内閣文庫に受け継がれたものであり、御実紀調所の蔵書印があります。
江戸幕府日記 全20冊が入荷
野上出版 昭60~平元 揃
A5判 上製本 函 焼け シミ