1889年（明治22年）東京府は府下に東京市を設け旧15区の区域をもって市域としました。つまり、
麹町区・神田区・日本橋区・京橋区・芝区・麻布区・赤坂区・四谷区・牛込区・小石川区・本郷区・
下谷区・浅草区・本所区・深川区です。

1932年(昭和7年) 隣接5郡82町村を編入。以下の20区を新たに編成し、それまでの15区と合わせて
35区体制へ移行いたしました。
［旧荏原郡］         – 品川区・荏原区・目黒区・大森区・蒲田区・世田谷区
［旧豊多摩郡］     – 渋谷区・淀橋区・中野区・杉並区
［旧北豊島郡］     – 豊島区・滝野川区・荒川区・王子区・板橋区
［旧南足立郡］     – 足立区
［旧南葛飾郡］     – 向島区・城東区・葛飾区・江戸川区
この内、「城東区史稿」を３０部番号入りの限定版として２０１５年５月に復刻刊行いたします

昭和18年（1943）7月1日、東京都制という法律によって、それまでの東京府と東京市を廃し、
東京府の範囲に東京都が設置されました。

1947年（昭和22年）上記35区体制より、現状の23区体制へ移行されました。これらの７０年におよ
ぶ変遷に伴い多数の自治体史が刊行されております｡此処では、弊社に現在在庫致しております東京
の自治体史より、府、郡、市を最初のグループとして、区を２番目、町と村を最後にまとめてみまし
た、在庫は全て一部限りです。