楊一凡主編『中国法制史考証』甲乙丙編簡介
寺田 浩明（京都大学教授）
『中国法制史考証』全十五巻が、六年にわたる編纂作業を経てこの度一挙に刊行された。Ａ5判横組み、全9700頁余、一巻平均650頁。私は丙編 主編として1998年からこの企画に関わってきたが、甲乙編については今回初めてその全貌を知った。内容のすべてを未だ読んではいないが、編纂に関わった 一員として、本叢書の特徴について簡単な紹介を行うことにしたい。なお本書の詳細な電子版総目次を作成し、文生書院ホームページ上に載せておいた。本紹介 と併せて参照されたい。[編注：上記の総目次リンクよりご覧ください］
楊教授の「総序」によれば、本叢書は、１）法史史料に対する考証の不足に基づく過誤が無反省に伝播している、２）その反面、貴重な従前の考証成果 が学界に共有されていない、３）しかもその上、現代の考証研究の成果が出版機会を得ていない、という現状認識に基づき、近百年の内外学者による中国法制史 考証の学術成果を匯集すべく企画されたという。
甲編「歴代法制考」全七巻は、夏商周・戦国秦・両漢魏晋・隋唐・宋遼金元・明代・清代の各代に巻を分け、延べ９０名弱の執筆者（定評ある専家を中 心に少壮気鋭の論者を含む）が、百十余章・三百九十余節の法制史考証上の主要論点を論じ尽くした膨大な論文集である（基本的には新稿）。甲骨文・金文の世 界から清末までについて、代表的な法典・法律文献は言うに及ばず、各代の裁判制度と刑罰制度の主要論点がほぼ網羅され、またそれ以外にも不動産売買などの 契約制度、民族法制、辺彊条約といった話題も取り上げられている。各巻毎（つまりは時代時代の史料情況毎）に取り上げられる主題は異なり、教科書や通史の 如き体裁上の一貫性はない。しかしその反面、一つ一つの考察は史料に則しまた論点を絞ってある分だけ一般に教科書的な記述より読み応えがある。大部分の論 文は、これまでの研究成果を逐一紹介批評する形ではなく、執筆者自身の最新見解を史料から直接に述べる形をとる。なお各巻末尾に置かれる（多くの場合、各 巻主編者の手になる）「法制史考証總述」「法制考証学術見解述要」「法制考証挙要」といった表題を持つ論文（および巻一の李力「先秦法制研究之批判」等の 幾つかの概観論文）が、重要論文（1990年代後期のものまで含む）一つ一つの内容を詳細に紹介しつつそれまでの研究史を総括しており、研究案内の役割を 果たす（特に巻四・巻五の尤韶華氏担当分、計三百頁弱は力作）。
乙編「法史考証重要論文選編」全四巻は、基本的にはこれまでの中国語重要論文112編を主題別に集めたアンソロジーである。1930年代（楊鴻 烈・呉晗）1940年代（陳顧遠・鄧広銘）1950年代（黄彰健・張政[火良］）の六編を含むが、1980年代90年代に書かれた論文が大部分を占める （この事情は丙編・日本論文でも変わらない）。大陸学者だけではなく黄彰健・黄静嘉・戴炎輝・張偉仁・高明士・那思陸・黄源盛等の台湾学者の業績も含まれ る。なお末尾には「附録：法史考証重要論文著作目録」（楊一凡編。88頁、千六百件）を付す。具体的な収録論文名は上掲したＷＥＢ版総目次を参照された い。
ただ甲編は「歴代法制考」、乙編が「法史考証重要論文選編」とは言っても、上記「総序」が既に断るとおり、「当代中国学者の法史考証についての幾 多の成果は既に甲編に収録されているため」乙編は事実上は甲編以外の考証成果や、近代法制考、民族法制考、および逝去した学者や台湾・香港の学者の研究成 果で甲編に反映されていないものを優先的に収録してあるという。また改めて見返せば、そもそも甲編・乙編の編別自体が、必ずしも現時点における研究総括と 研究史、新稿と旧稿再録という関係に厳密に立つ訳でもない。甲編の中にも旧稿再録のケースがあり（例えば巻七の瞿同祖「清律例的継承和変化」は1980年 初出、『瞿同祖法学論著集』1998年所収）、また乙編にも今回の収録に際してリライトされたと思われる（末尾に出典を記さない）論文が８編含まれる（例 えば巻一冒頭の張建国「中国律令法体系考」全70頁は同氏『帝制時代的中国法』1999年の第一部分法源編全124頁の数章を抜き出し必要なアップデート を加えたもの、朱勇「清朝宗族法考」全83頁は同氏『清代宗族法研究』1987年、同『中国法律艱辛歴程』2002年所収を半分程に縮約したものであ る）。おそらくは甲編巻五・尤韶華「宋遼西夏金元法制考証挙要」の書き出し（宋遼西夏金元の考証論文は百十編だが、そのうち幾つかは本巻所収論文で言及 し、また幾つかは原文が乙編所収されている。そこで残りの諸論文についてここに挙要を示す）が暗示するごとく、甲乙両編全十一巻という限られた紙幅を最大 限に用いて、現時点における達成の成果が（それぞれなりに、何らかの仕方で）反映されるべく工夫した結果、こうした形におちついたのであろう。
丙編「日本学者考証中国法制史重要成果選訳」全四巻（通代先秦秦漢巻・魏晋南北朝隋唐巻・宋遼西夏元巻・明清巻。籾山明・岡野誠・川村康の各氏お よび寺田が各巻選編を担当）は、標題の示すとおり、日本学者の研究成果の翻訳論文集である。仁井田陞・牧野巽「《故唐律疏議》制作年代考」（1931年） 以来、選編段階まで（1998年以前刊行）の論文50編の中国語訳が収められている。日本人読者には無用のものだが、日本語論文の入手が困難な中国学界に とっては（また今後の日中の学術交流の前提条件を整えるという意味では日本学界にとっても）本編刊行の意味は小さくないと思う。また日本でも図書館に備え れば中国人留学生の役に立つに違いない。なお巻四末尾には、寺田編の「附録：近百年日本学者考証中国法制史論文著作目録」（214頁、三千件弱）が付され ている。戦後部分については多数の代替手段があるが、戦前分についてはおそらく唯一の中国法制史研究文献目録ということになろう。
幾つかの難点はあるものの、全体として言えば、時宜にかなった企画に対して多数の研究者が力作を寄せ有益有用な書物に仕上がったと言えると思う。今後の研究発展のため、備えておいて損はないと考える。（2003年12月30日）
楊一凡主編『中国法制史考証』甲乙丙編・総目次 【詳細】
甲編（歴代法制考）第一巻：夏商周法制考（馬小紅主編）
一、“法”辨 武樹臣 ( 1)
“法”字考 ( 1)
最初的“法” ( 4)
“廌”字考 ( 13)
二、象刑岐義考 尤韶華 ( 29)
画像説和垂法説 ( 29)
象刑内容諸説 ( 39)
三、刑罰考 ( 65)
甲骨文中所見的商代五刑 趙佩馨 ( 65)
殷代的刖刑 胡厚宣 ( 72)
西周的刖刑 胡留元、馮卓慧 ( 92)
四、卜辞金文法制資料論考 胡留元、馮卓慧 (105)
卜辞中的刑種、刑具和監獄 (105)
金文法制考辨 (119)
五、■【人朕】匜釈文与研究 (152)
■【人朕】匜釈文 李学勤 (152)
■【人朕】匜研究 劉海年 (158)
六、“明徳慎罰”研究 崔永東 (174)
天罰与敬徳 (174)
“明徳慎罰”与周代刑法 (179)
七、《易経》中的西周法制 叢希斌 (187)
司法制度 (187)
刑法制度 (198)
八、《呂刑》考釈 馬小紅 (204)
関於《尚書・呂刑》的史料価値 (205)
《呂刑》試訳 (219)
《呂刑》考釈 (226)
《呂刑》釈義 (237)
九、《呂刑》約解 呂紹綱 (246)
十、《呂刑》“墨辟疑赦”条辨正 王遠瞻 (262)
《呂刑》“墨辟疑赦”条原文及其注釈 (262)
“疑赦”不是因疑罪而赦 (264)
“墨辟疑赦”的正解 (270)
十一、東周盟書与法制 李 力 (274)
東周盟書的史実 (274)
東周盟書的性質 (280)
東周以前的盟書 (283)
東周盟書与当時法制変化的関係 (286)
十二、《嘗麦》篇研究 李学勤 (291)
十三、周法制雑考 (300)
“有亡荒閲”考 張 文 (300)
西周“三事”考 銭大群 (312)
“刑罰世軽世重”考 銭大群 (321)
十四、成文法的出現及内容考辨 (331)
成文法的起源 武樹臣、馬小紅 (331)
“鋳刑鼎”辨正 慶 明 (343)
十五、“礼不下庶人，刑不上大夫” (354)
釈“礼不下庶人，刑不上大夫” 馬小紅 (354)
“礼不下庶人，刑不上大夫”之真偽 王占通 (360)
十六、先秦法制研究之批判 李 力 (373)
関於“夏刑三千条”説之誤 (373)
関於《洪範》性質之誤 (378)
関於甲骨文“刑”、“辟”字之訛 (381)
関於《呂刑》之性質 (384)
関於《呂刑》“五過”之誤 (386)
《法経》源流考辨 (389)
《睡虎地秦墓竹簡》若干問題考辨 (399)
徒刑起源考 (415)
《九刑》、“司寇”考辨 (422)
十七、夏商周法制史考証綜述 馬小紅 (439)
関於史料的考証 (440)
関於刑罰、監獄的考証 (449)
関於礼与法関係的考証 (452)
関於成文法的考証 (464)
其他 (470)
481頁止
甲編（歴代法制考）第二巻：戦国秦法制考（馬小紅主編）
一、銀雀山漢簡斉国法律考析 呉九竜 ( 1)
二、《法経》考 ( 15)
《七国考》《法経》引文真偽析疑 張 警 ( 15)
従幾条未引起人們注意的史料辨析《法経》 李 力 ( 24)
《法経》論考 何勤華 ( 34)
三、貲刑考 ( 49)
秦律貲罰制考論 呂中名 ( 49)
“居貲”非刑名辨 朱紹侯、孫英民 ( 59)
四、嗇夫考 ( 74)
秦律中的“嗇夫” 高 敏 ( 74)
“嗇夫”辨正 高 恒 ( 88)
五、“葆子”、“三環”考釈 ( 99)
秦律“葆子”釈義 張政烺 ( 99)
秦律“三環”論考 銭大群 (106)
六、刑徒刑期与身份考 (116)
関於秦律中的“隷臣妾”問題 高 恒 (116)
関於秦律中的“隷臣妾”研究 高 敏 (128)
従古代罪人収奴刑的変遷看“隷臣妾”“城旦舂”的身份
徐鴻修 (142)
七、秦代法吏体系考略 劉海年 (165)
朝廷的司法官吏 (165)
京師、郡的司法吏 (170)
県的司法長官 (175)
八、秦律的責任年齢辨析 張全民 (183)
秦律的責任年齢是身高六尺，相当於十五周歳 (183)
責任年齢的内涵 (194)
秦律的責任年齢与《周礼》中及漢代有関規定的比較 (198)
九、雲夢秦簡辯正 黄盛璋 (202)
関於秦法律文書 (202)
関於《為吏之道》等幾種雑抄 (224)
関於《南郡文書》 (230)
関於《編年記》 (233)
十、雲夢秦律簡論 黄展岳 (239)
秦法律制度 (240)
秦刑名考 (251)
“隷臣妾”問題 (266)
十一、雲夢秦墓出土《封診式》簡冊研究 陳公柔 (281)
録文 (283)
釈義 (291)
余論 (317)
十二、雲夢秦簡有関法律問題的考証 于豪亮 (328)
雲夢秦簡所見職官述略 (328)
秦簡中的奴隷 (356)
秦簡《属邦律》考 (364)
秦律叢考 (372)
十三、商鞅秦律与雲夢出土秦律的区別和聯系 高 敏 (388)
十四、秦法律志 馬非百 (402)
律令遺文 (404)
刑名 (454)
十五、戦国秦法制史考証綜述 馬小紅 (470)
出土資料的考証 (476)
《法経》考 (490)
“改法為律”与“刑棄灰於道者”考 (503)
刑罰考 (508)
嗇夫考 (514)
士伍考 (518)
隷臣妾与刑徒刑期考 (523)
538頁止
甲編（歴代法制考）第三巻：両漢魏晋南北朝法制考（高旭晨主編）
一、漢律論考 高 恒 ( 1)
漢律篇名新牋 ( 1)
漢簡中所見漢律論考 ( 18)
漢簡中所見令文輯考 ( 32)
漢代上計制度論考 ――兼評尹湾漢墓木牘《集簿》 ( 86)
二、《奏讞書》解説 李学勤 (106)
上篇 (106)
下篇 (117)
三、漢代法律載体考述 徐世虹 (127)
律 (127)
令 (145)
科、品 (167)
比 (175)
四、漢代法制考論 (190)
西漢刑制改革新探 張建国 (190)
張家山漢簡《奏讞書》研究 張建国 (210)
東漢初年一份訴訟案出土簡冊新探 張建国 (247)
漢劾制管窺 徐世虹 (274)
居延新簡漢律佚文考 徐世虹 (287)
五、両漢贖刑考 程維栄 (299)
六、漢代法制叢考 崔永東 (307)
《王杖十簡》与《王杖詔書令冊》考釈 (307)
“不道”罪考辨 (317)
漢代法律変革考述 (325)
七、関於漢魏晋刑罰的二三考証 張建国 (333)
秦漢棄市非斬刑辨 (333)
論文帝改革後両漢刑制并無斬趾刑 (339)
魏晋五刑制度略論 (350)
八、晋律考論 祝総斌 (367)
晋律的“寛簡” (367)
晋律的“周備” (381)
晋律的“儒家化” (394)
九、北朝法制考述 鄧奕琦 (424)
五胡十六国対封建法律文化的鑑取 (424)
拓跋鮮卑的習慣法 (427)
北魏前期的法制建設 (435)
北魏孝文帝的法制改革 (444)
北魏後期封建法律儒家化的基本完成 (451)
北朝法制在北斉北周的発展 (462)
十、北魏法制考 (498)
北魏末年修改地、賦、戸令内容的復原与研究 鄧文寛 (498)
北魏中央監察機構――御史台研究 程維栄 (520)
北魏律淵源辨 曾代偉 (529)
十一、麟趾格制定経過考 陳仲安 (551)
十二、両漢魏晋南北朝法制考証学術見解述要 高旭晨 (559)
漢代法律考証 (560)
魏晋法制考 (582)
南北朝法制考 (585)
漢簡及其他文物史料研究 (590)
596頁止
甲編（歴代法制考）第四巻：隋唐法制考（楊一凡、尤韶華主編）
一、隋代法制考 倪正茂 ( 1)
《開皇律》源流考 ( 1)
《開皇律》撰修人考 ( 13)
隋代法制雑考 ( 22)
二、《唐律疏議》制作年代考 蒲 堅 ( 35)
唐代立法考 ( 35)
対幾種不同意見的辨正 ( 39)
三、唐律淵源辨 劉俊文 ( 55)
関於後魏律之源 ( 56)
関於隋開皇律之源 ( 62)
四、唐律贓罪諸考 周東平 ( 67)
唐律中贓的定義辨析 ( 67)
唐代貪汚罪考論 ( 75)
唐律“坐贓”考析 ( 91)
五、唐律実施考述 張建一 (111)
部分律文的実際可行性 (111)
詔勅対律文効力的影響 (119)
礼対律文効力的影響 (134)
社会変遷対律文効力的影響 (142)
司法実践中有法不依対律文効力的影響 (159)
六、唐田令考 王永興 (169)
武徳元年田令二条 (169)
武徳七年田令六条 (171)
開元七年田令五条 (182)
開元二十五年田令三条 (187)
七、唐《開元二十五年令・田令》考 戴建国 (192)
《天聖令・田令》録文 (192)
《開元二十五年令・田令》的復原 (200)
唐《田令》若干問題的探討 (204)
関於唐《田令》的完整性問題 (215)
唐《田令》在法律体系中的地位 (219)
八、伝世文献中所見唐式考 韓国磬 (224)
九、唐祠部式遺文匯考 霍存福 (240)
祠祀享祭之式 (240)
国忌廟諱之式 (246)
禁雑神、卜相之式 (278)
休假之式 (280)
十、天宝令式表与天宝法制 劉俊文 (305)
残巻性質及定名 (306)
録文校補及考釈 (308)
天宝法制鈎隠 (343)
十一、唐代使職制度考 兪鹿年 (348)
使職的産生及其制度化 (348)
財政諸使 (351)
分行其他政務与軍事司法監察諸使 (361)
道的民政与軍事諸使的設置及使職系統的形成 (371)
宦官系統諸使 (387)
十二、唐張鷟、白居易両大判詞考 (400)
張鷟《竜筋鳳髄判》判詞問目源自真実案例、奏章、史事考 (400)
張鷟《竜筋鳳髄判》与白居易《甲乙判》異同考 (418)
十三、隋唐法制考証挙要 尤韶華 (435)
隋均田令淵源考 (435)
隋唐田令考 (440)
《唐律疏議》制作年代考 (445)
《唐律疏議》修改考 (454)
唐律対亜洲古代各国法典的影響考述 (459)
《唐六典》考 (465)
唐律実施考辨 (482)
唐格考 (487)
唐式考 (494)
唐制勅考 (502)
唐代復除制考略 (512)
唐代両税法考 (522)
唐代茶法考 (542)
唐代三司考 (546)
雑考 (565)
580頁止
甲編（歴代法制考）第五巻：宋遼金元法制考（尤韶華主編）
一、《刑統賦》及解疏本初考 薛梅卿 ( 1)
関於《刑統賦》 ( 1)
関於《刑統賦》的解疏本 ( 6)
関於沈家本所作的序、跋 ( 12)
関於《刑統賦》，解疏本的特点 ( 15)
二、《金玉新書》略考 戴建国 ( 21)
《金玉新書》的成書時間 ( 21)
《金玉新書》的来源構成 ( 24)
《金玉新書》的性質和版本 ( 33)
三、天一閣蔵明抄本《官品令》考 戴建国 ( 38)
朝代与書名考 ( 38)
淵源考 ( 47)
若干制度考 ( 57)
四、《慶元条法事類》文献考略 蔵傑斌 ( 63)
書名考 ( 63)
版本考 ( 65)
内容淵源考 ( 70)
校勘挙要 ( 72)
五、宋代編勅初考 戴建国 ( 77)
北宋前、中期編勅的修纂 ( 78)
北宋後期和南宋編勅的修纂及其結構体例的変化 ( 83)
宋代編勅的法律効力和特点 ( 91)
六、宋代指揮考 王 侃 (108)
指揮的頒降 (108)
指揮的内容 (110)
指揮的種類 (113)
尚書等中央機関指令的効力 (122)
指揮与詔令勅的区別 (124)
七、宋例考析 王 侃 (132)
宋例類別考 (133)
宋例的形成与構成考 (144)
宋例応用考 (165)
八、倚当、抵当考 郭建、姚少傑 (192)
当字字義的演変 (192)
倚当考 (195)
抵当考 (210)
九、宋代審判制度考 戴建国 (226)
審判管轄 (226)
審判機構的組成 (233)
法官回避 (238)
起訴 (239)
審判程序 (242)
審判期限 (252)
上訴、復審 (255)
死刑復核 (260)
十、宋代提点刑獄司考略 戴建国 (268)
提点刑獄司的設置 (269)
提点刑獄司的組成 (273)
提点刑獄司的職権 (277)
提点刑獄司的考課監督 (283)
十一、宋代公証書舗考 戴建国 (286)
公証書舗的職能 (287)
公証書舗的管理 (291)
公証書舗的性質特点 (293)
結語 (296)
十二、宋代獄政考 戴建国 (297)
監獄設置 (297)
監獄管理 (300)
囚犯待遇 (303)
獄官責任及獄政監督 (307)
十三、宋代詔獄制度考述 戴建国 (314)
詔獄的設置 (314)
詔獄的審判 (318)
詔獄審判活動的監督 (324)
詔獄的作用和弊病 (328)
岳飛獄案考 (330)
十四、宋代贖刑制度考 戴建国 (342)
贖刑適用対象及範囲 (342)
贖刑的適用方式 (347)
十五、宋代資格制度考 鄧小南 (353)
宋代資格制度遡源 (353)
宋代《循資格》的主要内容和循資原則的普遍化 (364)
宋代銓選中“資”和“資序”的分離 (374)
宋代資序体制的運作 (384)
十六、宋代寛典治吏考略 薛梅卿 (399)
唐宋律文比較 (399)
推恩制度 (401)
不殺大臣 (404)
矜貸贓吏 (406)
十七、南宋司法裁判引用的法条考 王志強 (416)
律考 (420)
勅考 (425)
令考 (429)
格考 (433)
随勅申明考 (434)
赦考 (436)
形式不明之法条 (436)
使州約束和郷例考 (440)
十八、遼代刑法制度考述 武玉環 (442)
遼代刑法制度的建立与発展 (442)
番律与漢律 (447)
遼代司法機構 (453)
十九、金代立法考略 傅百臣 (457)
金代立法過程 (457)
金代立法淵源 (459)
金律与唐宋遼元法律比較 (463)
二十、金《泰和律》徒刑附加決杖考 郭暁航、姚大力 (469)
金初的徒刑附加決杖 (469)
《泰和律》刑制 (472)
元初沿用《泰和律》折代量刑 (480)
二十一、《大元通制》考辨 黄時鑑 (485)
《大元通制》的編纂 (486)
《大元通制》的体例和結構 (490)
《大元通制》内容的主要特徴 (497)
二十二、《通制条格》考略 方貴齢 (507)
《通制条格》的源流 (507)
《大元通制》内容考辯 (514)
《大元通制》与《唐律》、《泰和律》及《元史・刑法志》的関係 (517)
“革前”和“革後”詞義考 (522)
二十三、元代刑法体系的形成考略 姚大力 (525)
蒙古国時期中原漢地的刑法 (526)
至元八年前的元代刑法 (531)
元代刑法体系的確立 (540)
関於“法司”的含義 (547)
二十四、元代不動産買売程序考述 霍存福 (554)
業主立帳取問 (554)
赴官勘合給拠 (560)
書立契約成交 (563)
赴官納税過割 (565)
二十五、元代的審判機構和審判程序考 陳高華 (569)
告状 (569)
審理 (579)
復審 (594)
流刑、死刑審核 (598)
重案、疑案復核 (605)
審判程序的執行 (618)
二十六、元代断事官考 劉 暁 (624)
中書省断事官 (624)
行中書省断事官 (628)
枢密院与行枢密院断事官 (631)
其他中央機構断事官 (632)
諸王機構断事官 (634)
二十七、元代収嫂婚考 李淑娥、魂 簇 (637)
収嫂婚条例的確立 (637)
収嫂婚法例的影響 (638)
対収嫂婚的限制 (640)
二十八、宋遼西夏金元法制考証挙要 尤韶華 (644)
《宋刑統》制定後的変化和影響 (644)
《宋大詔令集》的版本 (653)
《宋史・刑法志》辨誤 (655)
“以勅代律”説質疑 (659)
宋代的法律考試制度 (670)
宋代土地制度 (677)
宋代買売契約制度考 (691)
宋代佃客的法律地位考述 (702)
宋代編管法考述 (711)
《名公書判清明集》版本源流考 (719)
西夏《天盛律令》的頒行 (723)
元代約会制度 (727)
元代借貸制度考略 (732)
元代的流刑和遷移考略 (745)
元代警跡制度 (764)
《無冤録》作者生平及成書時間考 (768)
772頁止
甲編（歴代法制考）第六巻：明代法制考（楊一凡主編）
一、洪武《大明律》考 楊一凡 ( 1)
定律三十年始末考 ( 1)
《大明律》与《律誥》関係考 ( 14)
明律与唐律及元代法律之比較 ( 26)
律典施行考 ( 40)
二、《大誥》考 楊一凡 ( 54)
明《大誥》的頒行時間和条目内容考 ( 55)
誥文淵源考 ( 61)
律外用刑考 ( 73)
重典治吏考 ( 88)
法律効力考 ( 99)
《大誥》行廃考 (109)
三、明初重典補考 楊一凡 (120)
律、誥外諸峻令 (121)
洪武、永楽榜文 (126)
朱元璋的法外用刑是否及於平民 (136)
《実録》等書所記明太祖“軽刑”論考析 (141)
重典政策与譲歩政策是否矛盾 (149)
四、《問刑条例》考 趙姍黎 (154)
《問刑条例》的修訂 (155)
《問刑条例》与《大明律》之比較 (161)
三部《問刑条例》異同考 (187)
五、明代訴訟制度考略 尤韶華 (213)
起訴程序考 (214)
審級和復審制度演変考 (240)
会審発展考 (253)
淹禁考 (284)
六、《明史・刑法志》充軍記述補正 呉艶紅 (292)
充軍法規的補正 (292)
充軍実施的補正 (312)
七、明代稀見法律典籍版本考略 楊一凡 (343)
洪武法律典籍 (343)
明代中後期重要条例 (351)
《皇明詔令》和《皇明条法事類纂》 (361)
八、《条例全文》残巻考略 張伯元 (367)
《条例全文》遺存 (367)
《条例全文》的価値 (381)
《条例全文》与《皇明条法事類纂》 (390)
《条例全文》与弘治《問刑条例》 (401)
九、明代法制考証若干学術見解補述 楊一凡 (414)
律例考 (415)
刑制、獄案考 (426)
445頁止
甲編（歴代法制考）第七巻：清代法制考（蘇亦工主編）
―、清初法制考咯 ( 1)
清初逃人事件述略 徐 凱 ( 1)
清初更名田立法考実 陳支平 ( 26)
二、大清律例考析 鄭 秦 ( 38)
順治三年律考 ( 38)
康熙現行則例考 ( 58)
雍正三年律考 ( 71)
乾隆五年律考 ( 85)
清律懲貪条款辨析 (110)
三、順治律考 蘇亦工 (125)
順治律的頒布和施行 (125)
順治律版本考 (139)
四、明清律例辨析 (179)
清律例的継承和変化 瞿同祖 (179)
明清例辨析 王侃、呂麗 (196)
五、律例関係考辨 蘇亦工 (216)
清律典地位之再認識 (216)
清代条例作用剖析 (241)
清代律例関係辨析 (270)
六、民族法規考 蘇 欽 (285)
清律中旗人“犯罪免発遣”考釈 (285)
“苗例”考析 (309)
七、司法制度考 鄭 秦 (323)
清代秋審制度考析 (323)
清代地方司法制度考析 (359)
清末司法制度的幾個問題 (372)
八、刑罰考 (377)
清代的抄家档案和抄家案件 韋慶遠 (377)
論乾隆時期議罪銀制度与罰俸制度的区別 林新奇 (389)
九、明清充軍同異考 尤韶華 (406)
関於考証方法 (406)
明清充軍的発展 (409)
明清充軍同異概述 (412)
兵制 (415)
充軍的種類 (421)
充軍編発 (442)
管束 (459)
贖免減等 (470)
軍官、軍人犯罪 (476)
補役 (478)
十、民事規範研究 (481)
清代“雇工人”問題考釈 黄冕堂 (481)
明清婚姻制度変遷考略 蘇亦工 (496)
十一、八議考 蘇亦工 (512)
八議制度的演変及其類型 (512)
明清八議制度存廃考析 (525)
十二、辺彊条約考 (552)
《中俄尼布楚条約》的簽訂与耶蘇会士 何桂春 (552)
《璦琿条約》初考 斉 鈞 (568)
十三、晩清法制考 李貴連 (581)
《大清新刑律》与《大清現行刑律》辨正 (581)
晩清《国籍法》与《国籍条例》 (591)
晩清“就地正法”考 (597)
《寄簃文存》版本問題 (620)
十四、清末立法草案考 徐立志 (630)
宣統二年商律草案考 (630)
沈家本等訂民刑訴訟法草案考 (642)
十五、沈家本研究 蘇亦工 (656)
沈家本先生未刻書述略 (656)
清末法律改革与沈家本之関係考析 (680)
十六、清代法制史考証学術見解述要 高旭晨 (717)
逃人法考述 (717)
文字獄研究 (726)
民族立法考 (733)
若干重大獄案研究 (738)
清代律学研究 (744)
相関制度考証研究綜述 (750)
761頁止
乙編（法史考証重要論文選編）第一巻：律令考（楊一凡、劉篤才主編）
（乙編目次の右端数字は初出年。—-は書誌未記載）
中国律令法体系考 張建国 ( 1) —-
関於我国古代的“改法為律”問題 祝総斌 ( 70) 1992
中国成文法公布問題考析 兪栄根 ( 95) —-
試述秦漢至隋法律形式“格“的逓変 銭元凱 (133) 1987
“格”的演変及其意義 馬小紅 (148) 1987
《呂刑》試議 李弋飛 (166) 1989
《郭偃之法》与《宣子之刑》考 劉恒煥 (174) 1990
中国封建社会姦罪述論 張中秋 (190) 1987
《法経》考辨 殷嘯虎 (210) 1993
《法経》非法典辨 張伝漢 (218) 1987
秦律中的徭、戍問題 高 恒 (222) 1980
漢之決事比及其源流 陳顧遠 (236) 1947
簡帛所見軍法輯証 陳偉武 (253) 1995
竹簡秦漢律与《周礼》 李学勤 (269) 1990
《魏律》篇目考 徐 進 (279) 1990
論武徳到貞観律令制度的成立 高明士 (289) 1993
従英蔵CH0045捕亡律断片論唐貞観捕亡律之存在問題
――兼論貞観断獄律之存在問題 高明士 (354) 1996
唐律上議請減贖制之遡源 戴炎輝 (373) 1981
唐律研究中的幾個問題 呉建璠 (395) 1994
《大明律誥》考 黄彰健 (438) 1953
明代律例関於化外人的犯罪規定 巨煥武 (491) 1982
明代《問刑条例》的修訂 楊一凡、曲英傑 (526) 1990
《比附律条》考 黄彰健 (543) 1979
従唐六贓到明六贓 程天権 (556) 1984
由崇徳三、四年刑部満文原档看清初的刑法 張晋藩、郭成康 (567) 1984
清朝宗族法考 朱 勇 (598) —-
《暫行新刑律》辨正 曾代偉 (681) 1987
民元《暫行新刑律》的歴史与理論 黄源盛 (691) 1997
721頁止
乙編（法史考証重要論文選編）第二巻：刑制獄訟考（楊一凡、劉篤才主編）
古文字中所見獄訟、刑名考 南玉泉 ( 1) 1999
試論先秦刑罰規範中所保留的氏族制残余 呉栄曾 ( 30) 1984
我国古代的恥辱刑 呉 平 ( 52) 1996
“車裂”考 譚世保 ( 62) 1982
宮刑論二題 艾永明、銭長源 ( 72) 1991
関於中国歳刑的起源
――兼談秦刑徒的刑期和隷臣妾的身份 劉海年 ( 84) 1985
秦律刑罰考析 劉海年 (114) 1984
秦律中的刑徒及其刑期問題 高 恒 (150) 1983
関於《秦律》中的“居” 張銘新 (164) 1981
秦代什伍連坐制度之淵源問題 黎明釗 (171) 1989
秦代肉刑耐刑可作主刑辯 王占通 (212) 1991
漢簡中所見的刑徒制 呉栄曾 (223) 1992
漢簡所見労役刑名考釈 徐世虹 (243) 1999
対西漢収孥法研究中的両個問題的商榷 彭 年 (271) 1987
秦漢刑徒的考古資料 張政烺 (284) 1958
秦漢族刑考 陳乃華 (296) 1985
漢魏晋宮刑存廃析 陶広峰 (307) 1997
唐代官刑論 霍存福 (314) 1989
北宋建隆“折杖法”辨析 薛梅卿 (327) 1983
元代的流刑和遷移法 陳高華 (343) 1994
我国監獄及獄制探源 薛梅卿 (357) 1995
中国古代判詞沿革考 汪世栄 (373) —-
“失期，法皆斬”嗎? 丁相順、霍存福 (402) 1991
両漢“鞫獄”正釈 陳暁楓 (411) 1987
《春秋決獄》佚文評析 汪漢卿、周少元 (421) 2000
後魏司法上因種族成見犠牲的大史案 楊鴻烈 (433) 1937
唐律中的類推不是“挙重明軽”，而是“比附” 王 侃 (449) 1993
鞫讞分司考 徐道鄰 (460) 1975
翻異別勘考 徐道鄰 (475) 1975
宋初厳懲贓吏 金中枢 (500) 1976
胡惟庸党案考 呉 晗 (543) 1934
明太祖文字獄案考疑 陳学霖 (588) 1981
清代台湾案件的司法審判程序 那思陸 (624) 1998
民初大理院 (1912～1928) 黄源盛 (695) 1998
778頁止
乙編（法史考証重要論文選編）第三巻：法制叢考（楊一凡、劉篤才主編）
中国古代的経済法制 劉海年 ( 1) 1998
中国古代匭函制度考略 楊一凡、劉篤才 ( 23) 1998
中国古代喪服服叙制度源流考辨 丁凌華 ( 52) 1994
中国古代契約発展的四個階段 張伝璽 ( 88) 1985
論中国古代法学与名学的関係 高 恒 (119) 1993
張斐的《律注要略》 高 恒 (136) 1984
宋朝的法律考試 徐道鄰 (162) 1975
清代律学及其終結 呉建璠 (205) 1990
清代的法学教育 張偉仁 (221) 1989
清季法学大家長安薛允升先生伝─ 一位伝統法学的殿後人物 黄静嘉 (326) 1960
天朝田畝制度的実施問題 羅爾綱 (357) 1985
民国法制幾個史実考 張国福 (408) —-
《華洋訴訟判決録》与中国近代社会 何勤華 (450) 1998
二十世紀初期的中国法学 李貴連 (461) 1997
中国近代法学留学生与法制近代化 郝鉄川 (526) 1997
関於晋唐時期西域法律制度的幾個問題 尚衍斌 (576) 1994
突厥法初探 蔡鴻生 (591) 1965
吐蕃法律初探 仁 青 (622) 1983
“約孫”論――蒙古法淵源考之一 呉海航 (649) 1998
《十善法典》遡源 鮑 音 (664) 1994
図們汗法典初探 奇 格 (678) 1985
一部珍貴的古代蒙古法律文献――《阿勒坦汗法典》 奇 格 (687) 1983
試論衛拉特法典 羅致平、白翠琴 (700) 1981
蔵文《水牛年文書》和《新訂章程二十九条》探析 張国英、郭冠忠 (725) 1993
従《理藩院則例》与《衛拉特法典》的比較
看其民族法規的継承性 楊選第 (741) 1998
歴史上的羌族習慣法与国家制定法 竜大軒 (752) 1998
哈薩克法初探 羅致平、白翠琴 (778) 1988
802頁止
乙編（法史考証重要論文選編）第四巻：法律史料考釈（楊一凡、劉篤才主編）
文物中的法律史料及其研究 劉海年 ( 1) 1987
出土文物法律史料考述 高 潮、劉 斌 ( 28) 1987
簡牘法制史料的三個層面 李均明 ( 70) —-
敦煌所出買売、借貸契約考評 高 潮、劉 斌 ( 85) —-
関於法制史教材中一些史料史実問題的商榷 王 侃 (105) 1987
法史文献辨偽四題 田 涛 (127) 1995
論銀雀山簡《守法》、《守令》 李学勤 (136) 1989
《睡虎地秦墓竹簡》訳注斠補 栗 勁 (146) 1984
《新唐書・刑法志》証誤 劉俊文 (161) 1986
敦煌吐魯番発現唐写本律及律疏残巻研究 劉俊文 (199) 1982
唐開元廿四年岐州郿県県尉判集研究
――兼論唐代勾徴制 薄小瑩、馬小紅 (268) 1982
《宋史・刑法志》考正 鄧広銘 (311) 1949
明刻本《名公書判清明集》述略 陳智超 (379) 1984
《祖訓録》与《皇明祖訓》比較研究 張徳信 (408) 1998
《法綴》─ 一份可貴的明代法律文献目録 劉篤才 (448) 1990
清朝刑部活動的最後記録――手稿本《刑部奏底》評介 李貴連 (457) 1990
両種稀見清代法律抄本的初歩研究 兪栄根 (472) 1990
両種清末憲法草案稿本的発現及其初歩研究 兪 江 (484) 1999
沈家本先生未刻書考釈 沈厚鐸 (510) 1999
民初大理院司法档案的典蔵整理与研究 黄源盛 (525) 1998
上海近代法制史料管窺 倪正茂 (571) 1990
中国紅色区域労動立法史料簡析 韓延竜、常兆儒 (582) 1990
対革命根拠地四種法制文献的初歩考訂 張希坡 (600) —-
附録：法史考証重要論文著作目録 楊一凡 (652)
739頁止
丙編（日本学者考証中国法制史重要成果選訳）第一巻：通代先秦秦漢巻（籾山明主編）
（丙編目次の右端数字は初出年でなく翻訳底本の刊行年）
中国買売法的沿革 仁井田陞 ( 1) 1960
刑罰的歴史――東方 滋賀秀三 ( 73) 1972
律令法 池田 温 (100) 1997
西周後期社会所反映的変革萌芽
――■【勿日】鼎銘解釈問題的初歩解決 松丸道雄 (152) 1984
中国上古刑罰考――以盟誓為線索 滋賀秀三 (193) 1976
法家以前――春秋時期的刑与秩序 籾山 明 (222) 1980
戦国秦漢時期的集団之“約” 増淵龍夫 (257) 1996
秦漢時期的審判制度――張家山漢筒《奏讞書》所見 宮宅 潔 (287) 1998
囲繞族刑的幾個問題 小倉芳彦 (323) 1970
漢律中“不道”的概念 大庭 脩 (369) 1982
漢代的復仇 牧野 巽 (434) 1980
王杖十簡 富谷 至 (502) 1992
心意的偏重――関於行為的評価 日原利国 (554) 1976
599頁止
丙編（日本学者考証中国法制史重要成果選訳）第二巻：魏晋南北朝隋唐巻（岡野誠主編）
《故唐律疏議》制作年代考 (上) 仁井田陞、牧野巽 ( 1) 1931
《故唐律疏議》制作年代考 (下) 仁井田陞、牧野巽 ( 85) 1931
関於曹魏《新律》十八篇篇目 滋賀秀三 (252) 1955
再論魏律篇目――答内田智雄教授的質疑 滋賀秀三 (267) 1961
晋泰始律令的制定 堀 敏一 (282) 1994
《故唐律疏議》研究 八重津洋平 (302) 1993
《大唐六典》研究 奥村郁三 (330) 1993
関於《唐六典》的施行 内藤乾吉 (352) 1963
敦煌発現唐律断簡 (P3608、P3252)和《大宝律》
――関於戸婚律放部曲為良条続岡野誠之新説 坂上康俊 (377) 1990
論敦煌本唐戸婚律放部曲為良条――P3608和P3252再探 岡野 誠 (390) 1988
敦煌発現的唐《水部式》研究 仁井田陞 (432) 1964
関於唐代橋梁和渡津的管理法規
――以敦煌発現唐《水部式》残巻為線索的研究 愛宕 元 (458) 1993
敦煌本判集三種 池田 温 (493) 1978
開元戸部格断簡 仁井田陞 (538) 1964
唐代貶官考 辻 正博 (556) 1991
688頁止
丙編（日本学者考証中国法制史重要成果選訳）第三巻：宋遼西夏元巻（川村康主編）
宋元時期的法制与審判機構
――《元典章》的時代背景及社会背景 宮崎市定 ( 1) 1992
《金玉新書》与《淳祐新書》考 仁井田陞、今堀誠二 (122) 1942
《大元通制》解説――兼介紹新刊本《通制条格》 安部健夫 (161) 1972
元初法制一考――与金制的関係 植松 正 (203) 1981
遼代北面中央官制的特色与世官制的意義 島田正郎 (233) 1978
《作邑自箴》研究――対該書基礎結構的再思考 佐竹靖彦 (261) 1993
論南宋時期家産分割中的“女承分” 柳田節子 (296) 1990
“父母已亡”女児的継承地位
――論南宋時期的所謂女子財産権 高橋芳郎 (316) 1995
宋代折杖法初考 川村 康 (344) 1990
宋代的流刑与配役 辻 正博 (416) 1996
《清明集》的“法意”与“人情”
――由訴訟当事人進行法律解釈的痕跡 佐立治人 (438) 1993
477頁止
丙編（日本学者考証中国法制史重要成果選訳）第四巻：明清巻（寺田浩明主編）
明代成化、弘治的律与例――依律照例発落考 加藤雄三 ( 1) 1998
明代後期徽州郷村社会的糾紛処理 中島楽章 ( 40) 1998
督捕則例的出現――清初的官僚制与社会 谷井俊仁 ( 85) 1989
清代則例省例考 谷井陽子 (120) 1995
刑案所見宗族私刑審判造成的命案――兼論国家法律的対策 滋賀秀三 (215) 1984
比附的功能 中村茂夫 (260) 1973
清代中国刑事審判中成案的法源性 小口彦太 (285) 1986
清律誤殺初考 中村正人 (308) 1993
田面田底慣例的法律性──以概念性的分析為主 寺田浩明 (344) 1983
明清時代的“找価回贖”問題 岸本美緒 (423) 1997
訟師秘本《蕭曹遺筆》的出現 夫馬 進 (460) 1994
清朝的蒙古例――《蒙古律例》、《理藩院則例》及其他 荻原 守 (491) 1993
附録：近百年日本学者考証中国法制史論文著作目録 寺田浩明 (523)
736頁止
第一巻：出土文物与先秦法制研究
第二巻：碑刻法律史料考
第三巻：律注文献通考
第四巻：比、故事、例考辨
第五巻：典権制度考
第六巻：歴代充軍考
第七巻：秦漢簡牘中的法制問題論考
第八巻：北魏職官制度考
第九巻：隋代法制考
第十巻：唐律与唐代法制考辨
第十一巻：唐式考
第十二巻：宋代刑法考
第十三巻：金代法制考
第十四巻：蒙元法制考証
第十五巻：明代稀見法律文献版本考略
第十六巻：秋審文献考
第十七巻：中国近代法律文献与事実考
第十八巻：《組織臨時政府各省代表会紀事》考証
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