ハンセン病に関する概説 印刷
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西洋に日本の鍼灸術を紹介したオランダの医者
ウィレム・テン・ライネが著したハンセン病に関する著作
  


 

  ライネ「アジアのハンセン病に関する概説」アムステルダム 1687年刊
RHYNE, Willem ten.
Verhandelinge van de Asiatise melaatsheid, na een naaukeuriger ondersoek ten dienste van het gemeen.

Amsterdam, Abraham van Someren, 1687. 8vo. Contemporary vellum. With a woodcut fleuron on the title-page. [18], 181, [1 blank] pp.
good condition. 〔合冊の第2冊目に製本されています〕

Bound with:合冊
ベインテマ・ファン・ペイマ「煙草に関する解説」ハーグ 1690年刊
BEINTEMA VAN PEIMA, Joannes Ignatius Worp van. Tabacologia, ofte korte verhandelenge over de tabak, desselvs deugd, gebruyk, ende kennisse: waar door aangeweesen wordt een wegh om lang, vroolijk, ende gesond te leeven. The Hague, Levijn van Dijck, 1690. 8vo. With a woodcut ornament on the title-page. [12 of 16], 175, [1 blank] pp.
( Lacking;first blank and engraved frontispiece)  〔合冊の第1冊目に製本されています〕
¥3,780,000〔税込〕

ライネ「アジアのハンセン病に関する概説」:
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ウィレム・テン・ライネ〔1647-1700〕は、オランダの医者・植物学者です。1668年にライデン大学で医学博士の学位を取得し、その後フランスなどを旅した後東インド会社の医官になりました。1674年バタヴィアに渡り、江戸幕府の要請により,長崎の出島商館医として1674年から76年迄日本に滞在しました。来日中二度に亘り江戸に参府し、西吉兵衛玄甫など多数の医者に西洋医学を教授しました。その後、バタヴィアに帰り、のち司法委員にも選任されました(1681)。その間、スマトラ島西岸鉱山夫の衛生調査や、多数のハンセン病患者の調査をしました。アジアの病気・ハンセン病と呼ばれるに病気について調査研究の成果を纏めた大規模な論文を著したのが本書です。非常に珍しいオリジナル版です。本書は7章に分かれています。第1章ではハンセン病の様々なタイプと相違について、第2章では徴候や症状について、第3章・4章では病気の原因について、第5章では、感染と病気に対処するための予防措置について、第6章ではハンセン病に就いて簡単に書かれた学者を紹介しています。最後の章では、健康の回復について述べています。彼は、西洋へ「日本の医療と文化」について紹介した最初の出島の医師でした。イエズス会の日本報告の中に、彼が漢方のユニークな治療法に就いて解説したものもあります。ハンセン病に関する先駆的研究者であったと同時に、日本の鍼灸に関する論文Dissertatio de Arthritide(London,1683刊)を著しています。この書は鍼治療に関する最古の重要な西洋の出版物で、ヨーロッパへ<鍼と灸>の知識を紹介した最初の学者でした。
彼は又、茶についての最初の詳細な研究や、喜望峰の調査報告、コイコイ族(ホッテントット)に関する報告書を出版したことで知られています。
晩年は、ジャワに戻り余生を医学と植物学の研究に捧げました。
Reference:
BMN I, p. 227; Bowers, Western medical pioneers in feudal Japan (1971), p. 31; Broes van Dort, Historische studie over lepra (1898), pp. 1-21; Hesselink, '333 years of Dutch publication on Japan: 1566-1899', p. 6, no. 12, in T. Arisaka (ed.): Nihou yogakushi no kenkyo (studies in de geschiedenis van de westerse wetenschappen in Japan vol 9 (Osaka, Sogensha, 1989); Krivatsy 9605; Landwehr & V.d. Krogt, VOC 834; Lu and Needham, Celestial lancets: a history and rationale of acupuncture and moxa (2001), pp. 37 & 271;Otterspeer, Leiden oriental connections 1850-1940 (1989), p. 358; KVK (1 copy); STCN (2 copies); cf. Garrison & Morton 6374.10; Tiele, Bibl. 920; not in Alt-Japan-Katalog; Cordier, Japonica; Nipponalia; Norman Library.


 

〔合巻〕ベインテマ・ファン・ペイマ「煙草に関する解説」
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著者J.I.W. Beintema van Peima(1662-1694)はオランダの医者。
本書の序文の中で、著者はたばこを適切に使用しながら長い間楽しむ方法や、健康的な生活を楽しむ事も可能なことを述べています。この論文を書くに際してふたつの事を指摘しています。ひとつは不幸な人達への同情、もうひとつは喫煙する女性への助言の為に書いていると非難される事を予測していることです。
彼は、誰もが幸せになる為に喫煙すべきという考えで締めくくります。彼によれば、タバコは神のハーブのひとつであり、孤独や不幸な気分で心の静けさを誘導するものとか。

Reference :  Arents 407.


 

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