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文生だより (文生書院メールマガジン)
第三十五号
毎月10日/25日発行                                          2013年4月25日
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◇メールマガジンがご不要な方は大変お手数をお掛けしますが、その旨ご返信あるい
は  mailto:info@bunsei.co.jp  までお知らせいただきたくお願い申し上げます。
また、お手数ですがあわせてお名前もお知らせいただけますと幸いです。
◇ウィルス防止のため添付ファイルはありません。不審なメールに注意ください。
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◇ 目次
1. イベント情報 文の京(ふみのみやこ)の古本市(古書即売展)
2. 冊子体目録『教育・心理学・スポーツ・社会・福祉特集号』【贈呈】
3. 新刊案内『インテリジェンス Volume13』20世紀メディア研究所【発売開始】
4.【連載】児童書の挿絵画家として活躍した人たち(その22)
45 : WEIR, Harrison William (1824-1906)
46 : WHISTLER, Reginald John (1905-1944)
47 : WOODWARD, Alice Bolingbroke (1862-1951)
5. 古書の買い取りを致しています。

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◆ イベント情報 文の京(ふみのみやこ)の古本市(古書即売展)
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■ 『文の京(ふみのみやこ)の古本市』 埋もれた本を再発見

定期的に開催をしている、文の京の古本市を4月末より開催します。和本古典籍、
作家原稿・書簡、稀覯本、学術書からサブカルチャーまで、専門店、個性派ぞろい
の「文京の古本屋」の古書展示・即売会です。地下鉄「春日」駅直結、雨にも濡れ
ず、ご覧いただけます。
◆期間
2013年4月25日(木)~5月2日(木)  10:00~19:00
◆会場
文京区役所(文京シビックセンター) 1階 アンテナスポット
東京都文京区春日1丁目16-21
◆交通機関
駐車場(有料) 利用時間8:15~22:00 利用台数130台
東京メトロ 後楽園駅・丸の内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分
都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分
JR総武線 水道橋駅(東口)徒歩9分
◆ホームページ
文京の古本屋 http://www.kosho.ne.jp/~bunkyo/

|文生書院では、ロシアのコマロフ植物研究所に所蔵されている原図版を実物大|
|で復刻した『シーボルト旧蔵日本植物 図譜コレクション全3巻・和文解説』 |
|(1994年丸善刊)の第1巻A, Bの2冊を解体し、収められている341枚 |
|(すべてB3版)の植物画図版を1枚¥1,000で販売すると言う企画を考|
|えました。多くの大学図書館等に所蔵されているにも拘らず、ボタニカルアー|
|トの愛好家が目にする事が出来なかった素晴らしい図版を是非お求め下さい。|
|                                                                      |
|* 川原慶賀による201点の未公開図譜                                     |
|* 慶賀の図でシーボルト「日本植物誌」に使用された62点                  |
|* 他の絵師(清水東谷、川原玉賀ら、あるいはドイツ人画家)によるもの67点|
|* 版下に使用されたもの11点                                            |
|【文生書院ホームページ】                                              |
|http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/ecollection/108-siebold.html|

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◆ 冊子体目録『教育・心理学・スポーツ・社会・福祉特集号』復刊4号(257号)
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◆ 【贈呈:送料無料】 5月上旬発行予定 一部写真・解説を掲載 ◆
ご希望の方は mailto:info@bunsei.co.jp までお送り先をお知らせください。
送料無料でお送りいたします。ご連絡お待ちしております。

第1章   紙芝居               200    第2章   教科書               637
第3章   学校史・教育史       712    第4章   教育学・海外教育     297
第5章   教育行政             139    第6章   教職員               241
第7章   学校・学級・児童     242    第8章   教材・学習指導       382
第9章   初等・中等・高等教育 236    第10章  社会教育・生活指導   245
第11章  体育・保健・競技史   435    第12章  特殊教育・障害教育   325
第13章  心理学・精神医学     381    第14章  言語                  82
第15章  青少年・婦人         169    第16章  社会学               104
第17章  社会史・同和問題     226    第18章  年金・社会保障・医療 384
第19章  暮らし・消費・家計   512    第20章  追加・新規           150
第21章  教育関係史(叢書)      97    第22章  教育社会叢書全集     378
第23章  雑誌                1094
合計 7668点
(内訳) 単行本 5749点, 叢書 475点, 雑誌 1094点

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◆『インテリジェンス Volume 13』【最新刊】20世紀メディア研究所 (新刊案内)
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2013年4月25日発売開始  B5版 155p. ¥2,000(+消費税と送料:合計\2,180)
ISSN 1347-2275  ISBN 978-4-89253-521-5

文生書院ホームページにて書影、目次公開しています。是非ご覧ください。
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/728-intelligence5.html
ご注文・ご照会は、こちらのフォームから受け付けております。
http://www.bunsei.co.jp/ja/inquiry.html

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◆【連載】児童書の挿絵画家として活躍した人たち(その22)
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■45:ウェイア、ハリソン・ウィリアム  WEIR, Harrison William (1824-1906)
動物画家、挿絵画家。 キャンパーウェルで教育を受けた後、ジョージ・バクスタ
ーについて多色刷りの印刷技法を学びました。しかし、印刷よりも画業を好み、早
くから鳥や他の動物の習作に専念する様になりました。
友達にチャールズ・ダーウィンが居たり、鳩を飼う趣味が有ったりと、彼は博物学
にも造詣が深かった様です。
ウェイアは、ヴィクトリア朝期の人としては稀なくらいに野鳥や家禽を愛し、極端
な程描写の精確さと、その絵の登場キャラクターの生命感を追求した画家でした。
【wikipedia】http://en.wikipedia.org/wiki/Harrison_Weir

■46:ホイッスラー、レジナルド・ジョン
WHISTLER, Reginald John (1905-1944)
通称レックス(Rex)。ハイリーベリーで教育を受け、1922年から26年迄ロイ
ヤル・アカデミー美術学校で学んだ後、「石版画家・意匠図案家・彫刻家・製本職
人の会(SLADE)」に入会しています。
彼は、微妙な色彩の油絵と、書籍挿絵という二つの全く異なった分野で活躍しまし
た。彼の挿絵の作風は、装飾過剰なバロック調の縁飾りに囲まれた18世紀を髣髴
とさせる様なものでした。
中でも、Gulliver’s Travels「ガリヴァー旅行記」(1930年刊)の挿絵が最
高傑作でしょう。この本の挿絵は、一見すると銅板印刷の様に見えながら、実際に
はグラビア印刷で複製されたペン画であり、古い木版の様に色褪せたセピア色で刷
った上に手彩色施すという念の入ったものです。
挿絵の他に、彼は多くの本の表紙のデザインを手掛たり、また当時、時代の先端を
行っていたブルームスベリーの芸術家集団とも交流があるなど、多彩な活動をして
いました。残念ながら、彼は、第二次世界大戦中のノルマンディーで、事故に遭い
39才の若さで亡くなっています。
【wikipedia】http://en.wikipedia.org/wiki/Rex_Whistler

■47:ウッドワード、アリス・ボーリングブローク
WOODWARD, Alice Bolingbroke (1862-1951)
ロンドンのチェルシー生まれ。児童本の挿絵画家。主に、ペンと水彩を用いて制作
していましたが、その他にも鉛筆で描く事もありました。彼女の図案は、どことな
くラッカムを思わせる所が有りますが、ラッカムの様な邪悪さを表す様な要素、雰
囲気作りの才には欠けていた様です。
然し、彼女の作品は、The Studio誌で大いに賞賛されています。彼女が最も活躍し
たのは1885年から1920年でした。
【wikipedia】http://en.wikipedia.org/wiki/Alice_B._Woodward

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◆ 古書の買い取りを致しています。
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ご処分の方法がお判りになられない方は先ずはご連絡下さい。その際にご処分され
たい内容・分野や分量をお教えください。検討後、段取り等々ご案内いたします。
弊社では常時ご相談をお待ちしております。
もしも写真あるいはリスト等がございましたら、あわせてお知らせいただける幸い
です。より具体的な方法をご案内できると思います。宅配便でお送りしていただく
こともあれば、こちらからお伺いして引き取る方法もございます。全国出張買い取
りは無料で承ります。
昭和5年に良書通信社文生書院として創業以来80有余年、古書籍一筋に生きてお
ります弊社にご相談下されますことを特にお願い申し上げます。

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・引用、転載などは著作権法の範囲内で行ってください。
・ご意見、ご感想、お問い合わせは mailto:info@bunsei.co.jp まで。
・メルマガご不要な方は mailto:info@bunsei.co.jp までお知らせください。
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文生書院のホームページ
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本郷村だより:文生書院のブログ
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文生だより (文生書院メールマガジン)
第三十四号
毎月10日/25日発行                                          2013年4月10日
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◇メールマガジンがご不要な方は大変お手数をお掛けしますが、その旨ご返信あるい
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◇ 目次
1. データベース ご案内 【2013年6月1日 公開・運用開始予定】
20世紀メディア情報データベース NPO法人インテリジェンス研究所
2. 新刊案内
『インテリジェンス Volume 13』20世紀メディア研究所
3. イベント情報 20世紀メディア研究所 : 第74回研究会のご案内
4.【連載】児童書の挿絵画家として活躍した人たち(その21)
43 : TENNIEL, Sir John (1820-1914)
44 : WAIN, Louis William (1860-1939)
5. 古書の買い取りを致しています。

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◆ データベース ご案内 【2013年6月1日 公開・運用開始予定】
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■ 20世紀メディア情報データベース 20th Century Media Information database

NPO法人インテリジェンス研究所
早稲田大学政治経済学術院 現代政治経済研究所
早稲田大学 20世紀メディア研究所

【本データベースの特色と目標】
NPO法人インテリジェンス研究所は2000年から日本学術振興会の科学研究費を受け
プランゲ文庫の目次データベース作成プロジェクトを推進してきました。プランゲ
文庫は米国メリーランド大学所蔵の占領期検閲の活字メディアの一大コレクション
で、雑誌の場合、国立国会図書館でもタイトルでその2割しか所蔵していません。
われわれは2004年に同文庫所蔵の全雑誌のデータベースを完成させました。2006年
からは新聞データベースの作成に取りかかりました。新聞では記事だけなく、広告
の目次を取り込み、2012年4月に地方有力紙22紙の作業が終了しました。新聞、雑
誌合わせて322万件の膨大なデータベースを構築しました。2002年から逐次、イン
ターネットで公開し、その登録者は現在6,100名に達しています。

早稲田大学現代政治経済研究所ではNPO設立の意義を積極的に評価され、われわれ
と提携した活動を2013年4月から行うことになりました。当NPOは大学から事務室・
助手が提供されます。しかしこのデータベースの公開のための費用は基本的にNPO
側が調達せねばなりません。サーバー更新・維持・管理、利用者認証システム開発な
どの設備費、事務所維持の諸経費、人件費はけっこうかかります。やむなくデータ
ベースの有料化で、維持費の一部の調達を図ることになりました。

有料化は2013年6月までに実施いたしますが、移行の日時は未定です。決定次第お
知らせいたします。

当NPOではプランゲ文庫データベースをさらに拡充する目標を掲げています。占領
期に限らず、明治期から平成期の現在にいたるメディア、インテリジェンス関連の
資料をデジタル化して、本データベースに投入する予定です。そのためデータベー
ス名も「20世紀メディア情報データベース」を称することとなりました。
今後ともわれわれの活動へのご理解、ご支援をお願い申し上げます。
2013年4月吉日
NPO法人 インテリジェンス研究所 理事長 山本武利

【データベースの運営をお受けして】
弊社では2000年より、メリーランド大学所蔵プランゲ文庫雑誌コレクションのマイ
クロフィッシュ版の国内販売をはじめ、2004年より同新聞コレクションのマイクロ
フィルムの販売も加えました。しかし、契約期間満了に伴い2010年に販売を休止い
たしました。この短い期間ではありましたが、マイクロ製品は多くの機関でご購入
いただきました。此処に改めて御礼申し上げます。

残念ながら、膨大な資料群でありますプランゲ・コレクションには、当初雑誌目録
3冊しか書誌ツールが無く、早稲田大学20世紀メディア研究所製作の占領期データ
ベースが2004年に出現したことによってはじめて詳細な部分への検索も可能となり
ました。

掲載された国会図書館の蔵書番号によって、本文へのアクセスも至便となったとの
評価が多くの方々より同研究所へ届いているそうです。旧データベースでは、簡易
検索と詳細検索の二種類の検索方法でしたが、今回はそれに一覧表示(ブラウズ)
機能を付け加える予定です。また、同研究所で蓄積されております未発表データも
徐々にではありますが、追加して行きたいと思います。
今後ともご指導の程何卒宜しくお願い申し上げます。             2013年4月吉日
[運営受託・総販売元] 株式会社文生書院 代表取締役 小沼良成

■ 文生書院ホームページでも随時情報を発信いたします。
http://www.bunsei.co.jp/ja/hanbaidairi/dbviaweb/npo.html

■ 関連資料
インテリジェンス Intelligence [新刊/バックナンバー]最新刊:下記ご覧ください
http://www.bunsei.co.jp/ja/magazineintelligence.html
吉村敬子著 戦前・戦後検閲資料及び文書 [新刊]
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/465-yoshimurayoshikocho.html
福島鑄郎編 福島鑄郎所蔵 占領期雑誌目録 [新刊]
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/129-fukushimamokuroku.html
STARS and STRIPES 【Pacific (Mid Pacific) Ocean Areas】[復刻]
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-06-12/157-starsandstripes.html
【近現代における諜報機関の研究】Espionage and Cryptography [古書]
http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/ecollection/119-espionage.html

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◆『インテリジェンス Volume 13』【最新刊】20世紀メディア研究所 (新刊案内)
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B5版 \2,000(+消費税と送料:合計\2,180) 2013年4月26日 発売開始

◆ 特集:日米広報外交とアジアの情報戦
・ 真実は最良のプロパガンダ / ナンシー・スノウ(訳:羽生浩一)
・ アメリカ情報諮問委員会と心理学者マーク・A・メイ / 土屋由香
・ 帝国日本の広報文化外交と東アジア / 小林聡明
・ 張鼓峰事件における日本陸軍の情報活動 / 宮杉浩泰
・“米ソ提携”に日本軍はどう対応したか / 米濱泰英

◆ 特集:占領期メディア再考
・ GHQ占領期における「文楽」の変容 / 川崎賢子
・ GHQ/SCAPの文化政策と美術 / 佐藤香里
・ 被爆者はどこに行ったのか? / 石川巧
・ CCD資料の中での「CCD日報」の価値 / 山本武利
・ 占領期CIE情報センターの利用者に関する一考察 / 土屋礼子

◆ 一般論文
・ 国立国会図書館所蔵検閲関係資料・資料群に関する基礎的研究
/ 牧義之
・「日曜報知」時代の小野佐世男 / 小野耕世

◆ 資料紹介
・ 海外での「tsunami」初出について / 小林宗之

◎ 2013年4月26日発売開始 お問い合わせはこちらまで mailto:info@bunsei.co.jp
◎『Intelligence』会員募集 詳しくは http://www.waseda.jp/prj-intelligence/
◎【バックナンバー 特価販売中です】
http://www.bunsei.co.jp/ja/hanbaidairi/books/523-intelligence.html

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◆ イベント情報
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■ 20世紀メディア研究所 : 第75回研究会のご案内
日時   : 4月27日(土曜日)午後2時30分~午後5時
場所   : 早稲田大学  早稲田キャンパス1号館2階  現代政治経済研究所 会議室
*3号館建替工事のため1号館出入口が大隈講堂側からの一ヶ所になっています。
資料代 : 500円
発表者 : テーマ
・ 前島志保(法政大学):
戦間期の婦人雑誌と出版の大衆化現象
・ 小野耕世(国士舘大学)
「日曜報知」時代の小野佐世男
・ 川崎賢子(日本映画大学):
GHQ占領政策と文楽―近代化と古典化をめぐって

◎ 20世紀メディア研究所 ホームページ http://www.waseda.jp/prj-m20th/

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◆【連載】児童書の挿絵画家として活躍した人たち(その21)
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■43:テニエル、サー・ジョン               TENNIEL, Sir John (1820-1914)
風刺画家、挿絵画家。1820年ロンドンに生まれ、ロイヤル・アカデミー美術学
校、クリプストン・ストリート・ライフアカデミーで学びました。1840年代に
入り、早くも動物の絵で有名になります。
1848年に出版された、彼の挿絵によるイソップ物語が、「パンチ」のマーク・
レモンの目に止まり、1851年からは同誌の次席風刺画家として活躍する様にな
り、1864年には主席に格上げされています。彼は、この雑誌との凡そ半世紀に
亘る仕事の中で、実に2000を超える作品を描いたと言われています。
優れたファンタジー画家でもあった彼に絶好の仕事の機会が訪れたのは、1865
年、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の為の挿絵を依頼された時のこと
でした。これは、物語の原作者と挿絵画家の稀に見る程の理想的組み合わせであっ
たとも言えます。
1872年、「不思議の国のアリス」の続編として出版された「鏡の国のアリス」
にも、彼が挿絵を描きました。 1892年に、テニエルはナイトに叙せられてい
ます。
【wikipedia】http://en.wikipedia.org/wiki/John_Tenniel

■44:ウェイン、 ルイス・ウィリアム     WAIN, Louis William (1860-1939)
動物漫画家、挿絵画家。クリスチャン・ブラザースで教育を受けた後、1879年
迄は音楽の教育を受けていました。その後、1877-1880年迄ウェストロン
ドン美術学校に学び、1881年からは、そこで教授助手を勤めました。
1882年に、絵入り新聞Illustrated Sporting and Dramatic Newsのスタッフと
なり、その頃から猫の絵を描き始めます。それ迄描かれる事の無かった人間世界の
様な状況に置かれ、ユーモラスな仕草をする猫達の姿を、非常に美しく巧みに表現
しました。
その猫への異常な迄の傾倒の所為か、やがて彼は精神に異常を来たし、最後には貧
困の中でこの世を去りました。
【wikipedia】http://en.wikipedia.org/wiki/Louis_Wain

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◆ 古書の買い取りを致しています。
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昭和5年に良書通信社文生書院として創業以来80有余年、古書籍一筋に生きてお
ります弊社にご相談下されますことを特にお願い申し上げます。

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第三十三号
毎月10日/25日発行                                          2013年3月25日
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◇ 目次
1. 文生書院 新刊案内
復刻版『初期在北米日本人の記録』全解説付き目録発行
2.【連載】児童書の挿絵画家として活躍した人たち(その20)
41 : SHEPARD, Ernest Howard (1879-1976)
42 : TARRANT, Margarett W. (1888-1959)
3. イベント情報 20世紀メディア研究所 : 第74回研究会のご案内
4.【古 書 買 取 強 化 月 間】

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◆ 文生書院 新刊案内
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■ 復刻版『初期在北米日本人の記録』全解説付き目録発行 【ご請求ください】
Publications of Early Japanese in North America 暫定版:第4期継続刊行中

第1期から第4期(北米編132冊、布哇編26冊、別輯4冊、計162冊)
既刊分全号の解説をまとめた目録を発行しました。
* タイトル一覧
* 書名・英文書名・価格・ISBN・著者/発行所/ページ数/大きさ・発行年
* 解説

http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-06-12/161-zaihokubei.html
〔監修のことば〕
奥泉栄三郎            シカゴ大学レーゲンシュタイン図書館日本学研究担当司書

島国である日本は、飛鳥・桃山の時代から海外留学生・渡航者を出してはいるが、
民間人を含めて海外との接点―渡航・通商・交渉・修学―の機会を「国」のレベル
で正式に開いた嚆矢は、安政五年(一八五八)の「日本国米利堅合衆国修好通商条
約」調印と言って良いだろう。この条約調印は意味深長で、以後の日本人は、生活
・言語・文化(排日)・交流(親善)の場として、この若いアメリカを陰に陽に意
識してきた。私の知るところでは、日本語の公文書(調印書)がアメリカ合衆国政
府当局に提出され、間をおかずして「公」にされたのも、この時点からである。

かくして約百四十年後の現在では、北米における邦人だけでも百十万人という統計
で、帰化済みの人達や「日系」市民を加算すると、彼ら邦人プラス日系の実勢は、
これを軽視出来ない現況にある。北米は事実として、特に日本人と切り離せない。
永い歴史認識の流れの中で、いつの時代にも絶えず清新の気を持った「新一世」が
渡米しているのであり、彼ら「在米日本人」をして、いきなり「出移民」とか「日
系」と呼ぶのにはいささか無理があるのではないか。本復刻シリーズを、〈移民資
料〉呼ばわりせずに『初期在北米日本人の記録』とした所以も、実はそこにある。
日本における体験的北米観の形成は、いわば無名の彼等に負うところが少なくなく
一方で、北米市民は彼等から一定の日本観を築いてきた。

北米における日本人海外移転者、つまり、在北米日本人の自分史・社会史と歴史記
録群は、幕末・明治・大正・昭和・平成と途絶えることなく出版されてきたが、発
行部数や流通経路のベースがいかにも零細・特殊であり、非売品・会員配布・自費
出版が多かったため、特に初期(昭和戦前期ころまで)のそれらは、極めて入手困
難な状況を呈してきた。大震災や太平洋戦争時の米軍による対日空襲で、あるいは
日米開戦時における米国連邦政府筋の在北米日本人家庭からの資料没収・接収で、
〈日本人の記録〉には散逸・焼失した物も少なくない。

今回の、この『初期在北米日本人の記録』各巻および全体の情報価値は、それが内
容的に偉大な体験的記録であり総じて彼らの執筆に向き合う志が高かった、という
点を読み取れるところにあるかと思う。本シリーズでは、彼らが出版に注いだ熱情
に想いを馳せながら、日米両国間の「現在の中の過去」を引き出してみたい。むろ
ん、ここで取り上げた文献類は体裁や文章力において未完成で、誤認も少なくなく
研究書・歴史書の領域には達していないものもある。広く流布することを目論んだ
決定版的な著作ではなく、生活者としての歓びを歓びとし、煩悶を煩悶として筆を
おこしている。けれども、時代を超えてみるとき、これらの書物にみる情報や言説
の貴重性については、私どもの喋喋を要すまい。

■ 各期ホームページ
第一期
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-06-12/245-2009-10-13-05-17-49.html
第二期
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-06-12/242-imin2nd.html
第三期
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-06-12/244-2009-10-13-04-54-52.html
第四期
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-06-12/584-4th.html

■『パイオニア情報館』  奥泉栄三郎 著(シカゴ大学)
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/238-hokubei02.html
【パイオニア情報館:人物情報編】            ISBN4-89253-311-4 ¥6,300[税込]
【パイオニア情報館:北米関係総合出版年表編】ISBN4-89253-312-2 ¥4,725[税込]
【パイオニア情報館:目次総覧編】            ISBN4-89253-313-0 ¥3,675[税込]

■『在北米日本人研究の栞』奥泉栄三郎編集・校閲
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/237-zaihokubeishiori.html
配本ご購入者には無料進呈・各16~40頁  ISSN 1882-2266
【第1号(2006年9月)~ 第44/46号(2010年4/6月)PDFにて無料公開中】

■ 布哇(ハワイ)貴重資料解説 (1)~(21)
http://www.bunsei.co.jp/ja/reprint/1059-hawaii.html
メルマガ・ブログに連載した"布哇(ハワイ)貴重資料解説"へのリンクページです.

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◆【連載】児童書の挿絵画家として活躍した人たち(その20)
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■41:シェパード、アーネスト・ハワード SHEPARD, Ernest Howard (1879-1976)
ロンドンに建築家の子として生まれる。セントポールスクールで教育を受け、18
96年から1902年迄、ハザーレイ美術学校と王立アカデミースクールで、二つ
の奨学金を得ました。1907年にふたつの作品が「パンチ」に紹介されたのをき
っかけに、彼の50年に亘る同誌との関係が始まります。
シェパードの名前は、A.A.ミルンの、くまのプーさんやイーヨー、ケネス・グラハ
ムのひきがえる、穴熊針鼠といった動物達と切り離して語る事は出来ません。彼の
ペンとインクで生み出されるイラストは、その登場するキャラクターに生命を吹き
込み、生き生きと視覚化させて見せています。
シェパードは、精神的抑制を持って、自分自身をペンという頑固な道具の支配に服
従させたヒュー・トンプソンの主張の、唯一の継承者でもありました。彼とミルン
の理想的な関係や、Wind in the Willow「楽しい川辺」の不朽の名イラストレーシ
ョンを別にしても、彼は数少ない、完璧な挿絵本Everybody’s Pepysを作った事だ
けで、充分記憶されるに値するものが有ります。
彼は、恐らくテニエル以降、最も愛された児童本の挿絵画家でした。ベヴィス・ヒ
アリー(Bevis Hillier)は、The Work of E.H.Shepard (Rawle Knox 編・Methuen
1979年刊)の中で、彼を完璧な挿絵画家であり、決して自分の考えを押しつけ
ようとはしなかった。物語を絵に訳出したのであり、変形をする事は無かったと書
いています。
シェパードは、1972年に大英帝国勲章(OBE)を受勲しています。1976年
3月24日逝去。
【wikipedia】http://en.wikipedia.org/wiki/E._H._Shepard

■42:タラント、 マーガレット・W      TARRANT, Margarett W. (1888-1959)
芸術家パーシー・タラントの娘。クラパム美術学校とハザレース美術学校で学ぶ。
彼女は最初の仕事を、カレンダーやグリーティングカードのデザインから始めてい
ますが、これらは殆どがメディチ協会の為の仕事でした。
モノトーン、多色刷りの両方で制作された彼女の挿絵の作品は、簡潔で、素朴な味
わいがあり、1920-30年代には非常に人気がありました。これらは、今日で
もコレクターズ・アイテムとして高い評価を受けています。
【wikipedia】http://en.wikipedia.org/wiki/Margaret_Tarrant

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◆ イベント情報
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■ 20世紀メディア研究所 : 第74回研究会のご案内
日時   : 3月30日(土曜日)午後2時30分~午後5時
場所   : 早稲田大学  早稲田キャンパス1号館2階  現代政治経済研究所 会議室
*3号館建替工事のため1号館出入口が大隈講堂側からの一ヶ所になっています。
資料代 : 500円
発表者 : テーマ
・藤田篤子(愛知大学大学院博士前期課程):
吉屋信子 - 再版戦前作品の占領下における改変の問題
・志村三代子さん(早稲田大学文学学術院非常勤講師):
冷戦時代の「日米合作映画」――『サヨナラ』(1957)をめぐって
・吉田則昭(立教大学):
戦後における「中野正剛」再考 - 反軍・革新のシンボルと語られたイメージ
◎ 20世紀メディア研究所 ホームページ http://www.waseda.jp/prj-m20th/

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◆【古 書 買 取 強 化 月 間】
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今月と来月は移動のシーズン、古書買取強化月間としまして古書買取のご依頼は大
歓迎です。お引越、建て替え、事務所移転などのご予定がございましたら、ご連絡
ください。大量の際には、ご自宅、研究室、事務所、会社等へお伺い致します。

ご処分の方法がお判りになられない方は先ずはご連絡下さい。その際にご処分され
たい内容・分野や分量をお教えください。検討後、段取り等々ご案内いたします。
弊社では常時ご相談をお待ちしております。

もしも写真あるいはリスト等がございましたら、あわせてお知らせいただけると幸
いです。より具体的な方法をご案内できると思います。宅配便でお送りしていただ
くこともあれば、こちらからお伺いして引き取る方法もございます。全国出張買い
取りは無料で承ります。

昭和5年に良書通信社文生書院として創業以来80有余年、古書籍一筋に生きてお
ります弊社にご相談下されますことを特にお願い申し上げます。

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文生書院のホームページ
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文生だより (文生書院メールマガジン)
第三十二号
毎月10日/25日発行                                          2013年3月11日
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◇ 目次 : ~挿絵本特集~ ◇
1. 新着古書
『イギリスの挿絵本』 A Hundred Years of BRITISH BOOK ILLUSTRATION
文生書院 挿絵本 関連資料
2.【連載】児童書の挿絵画家として活躍した人たち(その19)
38 : Robinson, William Heath (1872-1944)
39 : ROUNTREE, Harry (1878-1950)
40 : SEARLE, Ronald William Fordham (1920-2011)
4.【古 書 買 取 強 化 月 間】

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◆ 新着古書
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■『イギリスの挿絵本』A Hundred Years of BRITISH BOOK ILLUSTRATION
当メールマガジンでは「児童書の挿絵画家として活躍した人たち」と題し、今回ま
で19回にわたり、40名の挿絵画家を紹介してまいりました。当初40数名の紹
介を予定していたのですが、その後の情報収集の結果、全体で60名弱の挿絵画家
を今後もご紹介させていただく予定です。

その情報収集と並行して、折りをみて挿絵本そのものの収集にも努めてまいりまし
た。その第一弾として『イギリスの挿絵本』コレクションがまとまりましたので、
ご紹介させていただきます。

以下の24名の挿絵画家による30点の挿絵本コレクションです。
各挿絵画家の紹介、全30点のタイトル・書誌情報、表紙画像を公開しています。
http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/ecollection/1056-illust-b.html
A selection of 30 well-illustrated books published in years 1889-1976,
representing 24 different British illustrators,
in unusually fine original condition

I     オールディン、セシル・チャールズ・ウィンザー
II    オールディン、セシル・チャールズ・ウィンザー
III   ベッドフォード、フランシス・ドンキン
IV    バイロ、バリント・ステファン
V     ブルーク、レオナード・レスリー
VI    コルデコット、 ランドルフ
VII   クレーン、ウォルター
VIII  デュラック、エドマンド
IX    フリント、ウィリアム・ラッセル
X     ファーニス、ハリー
XI    ゴーブル、ワーイック
XII   ハーディ、ダドレイ
XIII  ハッサル、ジョン
XIV  キーン、ヘンリー
XV   ル・ケイン、エロール ジョン
XVI  マッケンジー、トーマス
XVII  オア、マンロー・スコット
XVIII パプ、フランク・チェーン
XVIX  ロバートソン、ウォルフォード・グラハム
XX   ロビンソン、チャールス
XXI  ロビンソン、ウイリアム・ヒース
XXII  タラント、 マーガレット・W
XXIII ウェイア、ハリソン・ウィリアム
XXIV  ウッドワード、アリス・ボーリングブローク

【文生書院 挿絵本 関連資料】
■ エドマンド・デュラック挿絵本 3点
エドマンド・デュラック(1882-1953)は計算尽くされた構図や最新の印刷技術を
効果的に使用し、それ迄の挿絵のイメージを一掃してしまうような色彩感覚を持っ
た製作を行いました。特に喚起的且つ抽象的意味合いの強い絵の数々を制作した19
07年から1912年の間の作品です。
http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/ecollection/921-2011-12-27-11-15-26.html

■ 特選絵本コレクション ~子どもたちの向上に最適の絵入り本~
250点の絵入り本の中には、Selections from Brian Wildsmith's Mother Goose
という題名の童謡集が含まれています。またベアトリクス・ポターの Tale of
Benjamin Bunnyやヨハンナ・スピリのHeidiなどの児童向き書物、アイルランド
の伝説をもとにしたナンシー・グリーンのBigger Giant、子供向きの学習書なども
あります。子供たちの生活に即したお話もあれば、想像をかき立てるファンタジー
や人気のあったウォルト・ディズニー版、クエンティン・ブレークの手によるイラ
ストもおかしなジョン・ヨーマンのMouse Troubleなどもあります。童謡、詩歌が
入っているものも多数あります。
http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/ecollection/111-collchildrenbooks.html
ホームページで全250点の明細リストを公開しています。

■近代文学の巻頭を飾った情趣あふれる面影。精緻、華麗な木版口絵の世界。明治
大正期に咲き誇った口絵の名作をカラー画像で収録した山田奈々子氏の三部作。
山田奈々子 著 (シカゴ大学東アジアセンター)
【木版口絵総覧】明治・大正期の文学作品を中心として  ISBN 4-89253-300-9
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/128-souran.html
【口絵名作物語集】明治・大正期に咲き誇った口絵の名作  ISBN 4-89253-322-X
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/127-meisaku.html
【美人画口絵歳時記】 ISBN978-4-89253-397-6
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/125-bijinga.html

■ 今回の「【連載】児童書の挿絵画家として活躍した人たち」もご覧ください。

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◆【連載】児童書の挿絵画家として活躍した人たち(その19)
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■38: ロビンソン、ウイリアム・ヒース Robinson, William Heath (1872-1944)
トマス・ロビンソン、チャールズ・ロビンソン兄弟の三番目として生まれる。最初
風景画家を目指しましたが、直ぐに挿絵に転向し、1900年に「エドガー・アラ
ン・ポー詩集」の挿絵で成功を収めました。引き続き、他の沢山の本の挿絵を手掛
けて行きますが、その中には彼自身の書いた物語2作、The Adventures of Uncle
Lubin(1902年)、Bill the Minder (1912年)も含まれています。
その他、1914年迄の間に多くの雑誌にユーモラスな絵を寄稿しています。又、
第一次世界大戦中には、当時の代表的な漫画家として活躍し、彼の名前が英語とし
てdotty (珍奇)とか、一時凌ぎのくだらない仕掛け“makeshift contraptions”と
いった言葉と同義に使用される程でした。
機械技術全盛時代を風刺する漫画家として、彼は20世紀の技術に対する過剰な夢
想を、木材と釘と針金で作る便利屋の発明品などと茶化したりしたのです。多彩に
活躍したヒースは兄のチャールズ同様、書籍の装幀やレイアウトにも稀な才能を持
っていました。
【wikipedia】http://en.wikipedia.org/wiki/W._Heath_Robinson

■39:ロウントリー、ハリー                   ROUNTREE, Harry (1878-1950)
ニュージーランド、オークランド生まれ。石版画家として商業スタジオで働いてい
ましたが、イギリスの書籍挿絵に魅了されて、1910年にロンドンに渡ります。
雑誌 Little Folksの編集者S.H.Hamerにその作品を認められて、雑誌ばかりでなく
書籍の仕事にも携わる様になります。
やがて、鋭い観察力で、細部迄をユーモラスに描き上げた動物の絵で知られる様に
なります。その独特の作風は、描写の密集した濃い陰の部分と、漂白された様な真
っ白な光の空間の対称が強烈な画像をつくりあげており、どことなく世紀末的な雰
囲気を漂わせています。
挿絵画家としての名声・人気とは裏腹に、彼はコーンウオールのセント・アイヴス
で貧困のうちに世を去りました。セント・アイヴスの港の桟橋には、彼を記念した
プレートが飾られています。
【wikipedia】http://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Rountree

■40:サール、ロナルド・ウィリアム・フォーダム
SEARLE, Ronald William Fordham (1920-2011)
ケンブリッジ美術学校で学ぶ。彼の1935-39年頃の漫画は、Cambridge Daily
NewsとGrantaに見られますが、その後には「パンチ(Punch)」「リリパット
(Lilliput)」にも多くの漫画を載せています。
彼が「パンチ」の演劇欄の挿絵を担当する様になる頃には、既に“セント・トリニ
アンの性悪女学生”を主人公にした連載(1941-1953年)で世間に良く知
られた存在になっていましたし、長年に亘って風刺画を発表し続けていました。こ
の後に、彼は漫画を手掛け始めますが、中には1954年に始まったThe Rake’s
Progressの様に非常に人気を博したものも有ります。
彼は、数多くの挿絵を描き、誰にでも喜ばれる様な、可愛らしく洒落た猫等の動物
の絵本も作っています。挿絵画家で有ると同時に、石版画家・銅版画家あった彼は
アメリカやヨーロッパの多くの都市で沢山の個展を開きました。本質的に風刺画家
である彼の作品は、洗練されたユーモアのセンスと深い洞察力に裏付けられていま
す。
【wikipedia】http://en.wikipedia.org/wiki/Ronald_Searle

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◆【古 書 買 取 強 化 月 間】
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今月と来月は移動のシーズン、古書買取強化月間としまして古書買取のご依頼は大
歓迎です。お引越、建て替え、事務所移転などのご予定がございましたら、ご連絡
ください。大量の際には、ご自宅、研究室、事務所、会社等へお伺い致します。

ご処分の方法がお判りになられない方は先ずはご連絡下さい。その際にご処分され
たい内容・分野や分量をお教えください。検討後、段取り等々ご案内いたします。
弊社では常時ご相談をお待ちしております。

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くこともあれば、こちらからお伺いして引き取る方法もございます。全国出張買い
取りは無料で承ります。

昭和5年に良書通信社文生書院として創業以来80有余年、古書籍一筋に生きてお
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・引用、転載などは著作権法の範囲内で行ってください。
・ご意見、ご感想、お問い合わせは mailto:info@bunsei.co.jp まで。
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本郷村だより:文生書院のブログ
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文生だより (文生書院メールマガジン)
第三十一号
毎月10日/25日発行                                          2013年2月25日
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◇ 目次
1. 新着古書『南伝大蔵経』
『探偵雑誌 妖奇』
『欧州から見た清王朝末迄の古代中国』
『フランス科学アカデミー紀要』
2.【年度内】人民日報 People's Daily (1946-) コンソーシアム提案停止が迫る
3. 期間限定・特別価格コレクション
4.【連載】児童書の挿絵画家として活躍した人たち(その18)
36 : RACKHAM, Arthur (1867-1939)
37 : ROBINSON, Charles (1870-1937)
5.【古 書 買 取 強 化 月 間】

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◆ 新着古書
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■『南伝大蔵経』
南伝大蔵経とはスリランカやタイ、ミャンマー等の地域に伝わった上座部仏教の経
典で、教義、修行法、戒律など釈迦が説いた教えをパーリ語で書かれています。ま
た、南方の宗教・文学・社会制度など広範囲に記録されています。本書はその日本
語訳です。
全65巻(70冊),南伝大蔵経総目録付  大蔵出版 平3~平11 71冊
A5判 函 個人印あり 小口に少シミ 書込落丁乱丁はございません。
http://www.bunsei.co.jp/ja/koshoall/sinnyuko/1045-nanden.html

■『探偵雑誌 妖奇』(トリックへ改題)
『宝石』や『ロック』、『新探偵小説』などは1920年~1960年代に出版された日本
の探偵小説雑誌です。今回ご紹介する『妖奇』もその中の1つになります。
妖奇は戦前の作品を選んで再掲載するアンコール雑誌として出発しました。その種
が尽きたあとに新作を載せるようになりましたが、この雑誌にしか載らない作家も
多かったそうです。現在全く正体がわかっていない作家もいる様です。
1巻1号~7巻2号  昭22~昭28  在49冊  経年による少ヤケ・少痛あり
http://www.bunsei.co.jp/ja/koshoall/sinnyuko/1037-youki.html

■『フランス科学アカデミー紀要』
フランスの余りにも著名な科学アカデミー紀要で、科学史の研究の基本資料として
極めて重要なものです。この度、特別価格を設定致しました。
Comptes Rendus Hebdomadaires de Seances du l’Acadmie des Sciences
Volumes 1-199. Paris, 1835-1934. With Index to vols.
1-121(in 4 vols.) and supplements to vols.1 and 2.( in 2 vols.)   Bound.
http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/ecollection/1038-sciences.html

■『欧州から見た清王朝末迄の古代中国』
本コレクションは、1844年から2009年迄にヨーロッパ各国〔米国を含む〕
で出版された280タイトルの本で構成されております。
40タイトルは、1900年以前の出版物です。200タイトルが英語による本で
80タイトルは英語に飜訳されなかったその他のヨーロッパ言語による出版物です
(No.214 は、日本の英文による出版)。何点かは、National Library of China に
も所蔵されていない貴重本も含まれています。
その他の特長としては、清王朝が終わった1912年を含む、それ以前に出版され
た初版本が92タイトル含まれている事です。又、若干の布教関係書も附加されて
います。
Collection of 280 scarce, antiquarian and scholarly titles, published from
years 1844-2009.
http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/ecollection/1043-china1844.html
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◆【年度内】人民日報 People's Daily (1946-) コンソーシアム提案停止が迫る
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【大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)参加館様へ】
弊社では4年前より大学図書館コンソーシアム加盟館様(国内のほぼ全ての大学様
が加盟)向けに人民日報オンライン版(1946~)を特別価格で提供中です。日
本の研究者の方々に向けて、中国研究の基礎となる「人民日報」資料の整備に向け努
力してまいりました。

「人民日報」を創刊号から最新号まで(ほぼ毎日更新されます)を、お手元のコン
ピューターより閲覧いただけます。デジタルならではの検索機能も、ご研究には大
変有効なツールとなるかと存じます。

しかしながら人民日報データベースの海外向け販売会社であるOriprobe社の要請に
より、平成25年度(2013年4月1日)以降のコンソーシアム募集を停止させ
ていただく事が決定いたしました。 それ以降は定価のみの販売となります。

今年度のご案内はコンソーシアム特別価格が適用される最後の機会となります。詳
細につきましてmailto:info@bunsei.co.jpまでお問い合わせください。是非ご検討
のほど賜れますれば幸いです。
http://www.bunsei.co.jp/ja/hanbaidairi/dbviaweb/oriprobe.html

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◆ 期間限定・コレクション特別価格
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2013年3月末迄のご予約・ご注文に対する特別価格を設定しました。
是非ご覧ください。
http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/ecollection/937-tokka.html
【英国議会 貴族院・庶民院議会日誌】
【英国議会 庶民院競業委員会報告書】
【米国・国務省 外交関連文書】
【『ヴェルヴ』Verve 文学と美術の雑誌】

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◆【連載】児童書の挿絵画家として活躍した人たち(その18)
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■36: ラッカム、アーサー                     RACKHAM, Arthur (1867-1939)
挿絵画家、水彩画家。恐らく、20世紀初頭で最も有名で、且つ、最も愛された画
家でしょう。
彼は、シティ・オブ・ロンドンスクールで教育を受けた後、ランベススクールで美
術を学びました。そこで、同級であったシャルル・リシュの影響を受けています。
彼は、1892年に The Westminster Budget 誌のスタッフとなって以来、本の挿
絵、特に神秘的、幻想的な性質の本の挿絵を描く事に専念する様になりました。
直ぐに、エドワード調の前途有望な挿絵画家と見なされる様になった彼は、190
0年代初頭、カラー印刷によって、極く薄い微妙な色合いや、抑えた色調を用いて
彼の作品の持つ無限性を上手く表現する事で、更に大きな名声を得る様になりまし
た。
彼の想像力に富む眼は、子どもの様にあらゆるものを捉え、安心感と恐怖心が入り
交じった様な世界を創り出して行ったのです。彼の発想の原点には、明らかにヴィ
クトリア調の画家達、クルックシャンクやドイル、ホートン、ビアズリー等の作品
が有りますが、それと共に、デューラーやアルドルファーの版画からも影響を受け
ていると言えます。
【wikipedia】http://en.wikipedia.org/wiki/Arthur_Rackham

■37:ロビンソン、チャールス        ROBINSON, Charles (1870-1937)
水彩画家、装飾家。1870年10月20日、ロンドンで木彫家トーマス・ロビン
ソンの次男として生まれました。イズリントン高等学校とハイビュリー美術学校で
教育を受けましたが、1892年に経済的理由からロイヤル・アカデミー校で学ぶ
事が出来なくなりました。
その後、Waterlow & Son社に石版画家として迎えられますが、1895年に彼の素
描が The Studio誌に掲載され、続いてロバート・ルイス・スティーブンソンの
A Child’s Garden of Verses の為のデザインを依頼されるに至って、社内での地
位を高めました。彼の兄トマスと弟のウイリアムスも画家であり、共にエドワード
調のモノトーン版画家として人気を得ました。
彼の絵の様式や特徴は、精密に描かれた文様パターンの枠に囲まれている、非常に
装飾性が豊かで幻想的な光景の連続や、子ども特有の無邪気さや純真さが良く表れ
た子どもの顔かたちにあります。そこには、デューラーの版画や、ラファエロ前派
の影響が見られますし、空間の使用には日本の版画を想わせるものも有りますが、
彼が模倣者であると言う事は出来ません。
その色違いや幻想性には、しばしば正式な美術の訓練を受けていないが故に生み出
される独創性が見られます。1932年、彼はロンドン・スケッチ・クラブの会長
そして英国王立水彩画機構会員(RI)に選出されました。
【feuilleton】http://www.johncoulthart.com/feuilleton/tag/charles-robinson/

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◆【古 書 買 取 強 化 月 間】
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今月と来月は移動のシーズン、古書買取強化月間としまして古書買取のご依頼は大
歓迎です。お引越、建て替え、事務所移転などのご予定がございましたら、ご連絡
ください。大量の際には、ご自宅、研究室、事務所、会社等へお伺い致します。

ご処分の方法がお判りになられない方は先ずはご連絡下さい。その際にご処分され
たい内容・分野や分量をお教えください。検討後、段取り等々ご案内いたします。
弊社では常時ご相談をお待ちしております。

もしも写真あるいはリスト等がございましたら、あわせてお知らせいただけると幸
いです。より具体的な方法をご案内できると思います。宅配便でお送りしていただ
くこともあれば、こちらからお伺いして引き取る方法もございます。全国出張買い
取りは無料で承ります。

昭和5年に良書通信社文生書院として創業以来80有余年、古書籍一筋に生きてお
ります弊社にご相談下されますことを特にお願い申し上げます。

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・引用、転載などは著作権法の範囲内で行ってください。
・ご意見、ご感想、お問い合わせは mailto:info@bunsei.co.jp まで。
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