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文生だより (文生書院メールマガジン)
第十五号
毎月10日/25日発行                                          2012年6月25日
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◇ 目次
1. 新着古書 小口絵本 Fore Edge Painting Books 在庫目録 (1)
『三菱重工技報』『新三菱重工技報』
戦前教科書 古書リスト掲載
2.【記事】「黄泉から届いた目録」文生書院 昭和10年 古書目録
3.【連載】児童書の挿絵画家として活躍した人たち(その2)
3 : ARDIZZONE, Edward Jeffrey Irving (1900-1979)
4 : ATTWELL, Mabel Lucy (1879-1964)
4.【連載】戦後世界の古書・バックナンバー(洋書)の流通に就いて
1950~1980年の洋古書流通の歴史 〔7 コレクション(2)〕
5.【連載】 布哇(ハワイ)貴重資料解説(9) 『布哇日本語教育史』

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◆ 新着古書
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■ 小口絵本 Fore Edge Painting Books 在庫目録 (1)
http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/ecollection/982-fep1.html
此処にご案内します小口絵本は、殆どが天地小口が金箔で蔽われ(All edge gilt)
皮装の豪華本で、見返しにはマーブル紙が使われております。1949年に発行された
『小口絵本1001冊』では入手し難い本が紹介されておりますが、今まで何冊の小口
絵本が世界に存在するかは誰にも判らない事であります。但し、例えその数が萬を
超えたとしても、それを遥かにこえる事は無いと思われます。小口絵本は1冊1冊職
人の手によって作られたもので、2冊とは同じものが無い世界だと思います。是非
とも記念品として世界で唯一無二の作品をご愛蔵ください。
《12点の書誌情報、書影、小口絵の写真を掲載》

■ 三菱重工技報 / 新三菱重工技報
http://www.bunsei.co.jp/ja/koshoall/sinnyuko/978-2012-06-02-06-35-49.html

『三菱重工技報』1~17,22~42巻4号 在本167号分 三菱重工業株式会社 昭39~平17
本誌は三菱造船,三菱日本重工業,新三菱重工業の三社が合併したのを契機に、昭和
39年に創刊。90年に亘って受け継がれた三菱精神と蓄積された伝統ある高い水準の
新技術、躍進の一端を紹介しています。
研究所の主要設備、研究陣容の一覧に始まり公害防止、資源エネルギー利用技術、
環境技術、地球環境技術、環境保全技術、航空宇宙技術、自動車車両、船舶海洋、
輸送機器エレクトロニクス、エアコン、発電、風水力機械、原子力技術など様々な
分野での主流製品の技術を特集しています。

『新三菱重工技報』1~6巻(通巻1~19号) 欠1冊 新三菱重工業株式会社 昭34~昭39
本誌は、かねてから発行していた自社製品の一般的紹介を主とする新三菱重工ニュ
ースとは別に、技術説明に加え、自社が実施している実験、研究を専門学術的に報
告、記述しています。

■ 戦前教科書 リスト掲載
http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/jcollection/977-senzenkyouka.html
文生書院在庫の戦前教科書をリストにまとめ掲載しました。全901点。是非ご覧く
ださい。掲載品は殆どが一部限りのものです。売り切れの際はご容赦下さい。

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◆「黄泉から届いた目録」文生書院 昭和10年 古書目録
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東京古書組合主催の市会で、出品の為に品物を仕分けしている際に品物の中から突
然弊社の目録、それも昭和10年9月配布の目録が出て来ました。それも先代が便箋
に手書した2枚の案内書も含まれており、1997年97歳で他界した先代から突然届い
た目録であると思えて暫し感慨にふけってしまいました。これをお譲り頂いた同業
の方々に心よりお礼を申し上げます。

弊社は、大掛かりに出版も手掛けていた古書店“巌松堂書店”の通信販売部の責任
者をしていた先代が、昭和5年に上野仲御徒町で、文生書院  良書通信社と言う名
称で興した古書店であると聞いておりました。しかしそれは小生が生まれる14年も
前の事であり、創業時の苦労は母つてに聞いておりましたが、実際の商売について
は何も知りませんでした。此処に初めて通信販売の真髄と思われる目録を目にして
初めて知る当時の営業方法を知りました。

【文生書院昭和10年の目録とは..】続きは文生書院ブログで公開中(写真掲載)
http://blog.bunsei.co.jp/2012/06/21/yomikara/

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◆【新連載】児童書の挿絵画家として活躍した人たち(その2)
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■3:アーディゾーニ、エドワード・ジェフリー・アーヴィング
ARDIZZONE, Edward Jeffrey Irving (1900-1979)
ウエストミンスター芸術学校を卒業後、1927年にフリーの画家となり多くの雑誌に
絵を描きました。この他、出版社のブックカバーや、ポスター、ワインリストと言
ったもの迄手掛けています。1940年から1945年の間、政府認定の戦争画家の仕事に
つきました。その後、キャンパーウェル美術学校で図画の教師となり、1952-53年
にはインドでユネスコの為に仕事をしています。1953年から1961年迄王立美術大学
(Royal College of Art)で教鞭をとりました。
1927年に最初の挿絵本を手掛けて以来、彼は線描、水彩などの手法を用いて実に17
0を超える本の挿絵を描いており、当時最も多忙にして有名な画家のひとりとなり
ました。彼は、挿絵は単なる視覚的付飾物に過ぎないと言う見解に反論を唱え、挿
絵画家は物語の作者の創り出す世界と視覚的に対応するものを描き出す役割を担っ
ており、その絵は物語と密接に関連づけられていなければならないと言う主張と共
に、自身は挿絵画家に求められる特殊技能と才能を確信していた人でした。
【Wikipedia】http://en.wikipedia.org/wiki/Edward_Ardizzone

■4:アットウェル、メーベル・ルーシー
ATTWELL, Mabel Lucy (1879-1964)
彼女の初期の作品には線描の明快な美しさを追求する為に細部の描写を省いていっ
たジョン・ハッサル、ウイリアム・ニコルソン等の芸術家達の影響が多分に見られ
ます。彼女の最初の挿し絵本は1909年Tuck社から出版されたギフトブックでした。
その後1920年代迄には、彼女の描くずんぐりしたよちよち歩きの幼児の絵が非常に
人気を獲ました。
これらの絵は本の中だけでは無く、雑誌や彼女自身がデザインしたValentine and
Sons社製の絵はがきにも使われる様になりました。彼女の絵は、大人から見た「子
ども時代」のイメージ、つまり「汚れを知らない無垢な時代」の理想像の形成に少
なからぬ影響を及ぼしただけでなく、当時の子供達の服やヘヤスタイルの流行まで
生み出しました。
【Wikipedia】http://en.wikipedia.org/wiki/Mabel_Lucie_Attwell

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◆【連載】「戦後世界の古書・バックナンバー(洋書)の流通に就いて」
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■ 1950~1980年の洋古書流通の歴史 〔7 コレクション(2)〕

経営的に見れば、大型有力古書店がコレクションのビジネスを始めたことにより、
他の中小古書店もこれにならい現今の古書業界は一寸したコレクション・ブームに
陥っているといっても過言ではない。勿論、人件費の問題もこれにからんでいる。
我国の市場は、円高、GNP世界第2位等々の要因により、欧米の業者にとって極めて
魅力的な市場とみられている。従って今後、当分の間はこのビジネスは増々大型化
の道をたどりながら継続していくものと思われる。
昨今の大型コレクションの収蔵には大学側の要望が強く打出されている。これは世
界的コレクション:日本一のコレクションの収蔵を意図したもので、実現したもの
には一橋大学のフランス経済学書コレクション、フーバー研究書コレクション、天
理大のトマス・マンコレクション、千葉商大のホゼリッツ・コレクション、近畿大
学のキストナー・コレクション、東京大学のマザラン・コレクション等々がある。
その他、文部省の特別予算にからんで多くのコレクションが収蔵されており、国会
図書館も非常に意欲的に取組んでいる。
コレクション収集には、先ずその収集テーマの設定が第一であり、更に予算等の設
定があれば前述の様々な市場からの買入れは、比較的容易である。中小型コレクシ
ョンの購入に際しては、テーマの指定はより具体的に例えば「福祉関係」とか「英
国社史」とか又は「1940年~1950年刊行の経済学書」とされることがのぞましい。
収蔵の方法については、各大学等での夫々のご方針もあると思うが、私共本屋から
見て未だ検討の余地がある様に思われる。優れたコレクションの導入は、大学とし
てこれを、外に誇ることが出来るばかりでなく、すぐれた教授陣の確保、勧誘にも
役立つのではないかと考える。

(本文中の"現在"とは原稿執筆当時(1980年)を指します。当時の弊社洋古書担当が
ある雑誌に寄稿した洋古書流通を概観した原稿を連載しています。)
【次号は《最終回》〔8 マイクロ出版〕です】

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◆【連載】 布哇(ハワイ)貴重資料解説(9) 『布哇日本語教育史』
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『布哇日本語教育史』History of the Japanese language education in Hawaii
[布哇教育會編纂部/編]

“本書は布哇教育会創立20周年記念として、常務理事木村寅喜氏をして編纂せしめ
た物である。本書は布哇教育会に直接関係ある事項を掲載した”(緒言より)

“日本人の教育問題については、之れ迄随分長い間在留同胞間の論争の中心となっ
ていた..教育会の組織を見るに至らしめたについては奥村多喜衛氏と故今村恵猛氏
の効績を忘れてはならない。..布哇教育会の重大な仕事の一つは..日本語教科書を
編纂すると言う仕事であった。これは在外日本人教育史上例の無い最初の試みで..
角田柳作・筧光顕両君の骨折りも叉尠からざるものが有った”
(有田八郎前外務大臣序より抜粋)

主要目次:概説、第一次布哇教育会と其の業績、所謂日本語学校問題、日本語学校
撲滅運動、試訴問題と其の経過、現布哇教育会と其の活動、布哇教育会の現状、各
島教育会の沿革と事業。

◎さらに詳しい解説はこちらへ http://blog.bunsei.co.jp/2012/06/20/hawai9/
【文生書院:復刻版『初期在北米日本人の記録』に収録されています】
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-06-12/426-hokupeimitumori.html

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文生だより (文生書院メールマガジン)
第十四号
毎月10日/25日発行                                          2012年6月11日
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◇ 目次
1.【新連載】児童書の挿絵画家として活躍した人たち(その1)
はじめに
1 : ALDIN, Cecil Charles Windsor (1870-1935)
2 : APPLETON, Honor Charlotte (1879-1951)
2. 新着古書『アラブ馬の繁殖に関する資料コレクション』
『勝たずして何の我等ぞ』
『美術京都(バックナンバー)』
3.【ご案内】明治古典会七夕古書大入札会 7月6日(金)~8日(日)
4.【連載】戦後世界の古書・バックナンバー(洋書)の流通に就いて
1950~1980年の洋古書流通の歴史 〔6 コレクション(1)〕
5.【連載】 布哇(ハワイ)貴重資料解説(8)『大日本海外移住民史第一編:布哇』

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◆【新連載】児童書の挿絵画家として活躍した人たち(その1)
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■ はじめに
19~20世紀にかけて、主にイギリスで活躍した絵本の挿絵画家としては、エドマン
ド・デュラックやアーサー・ラッカムなどが特に有名ですが、この時期に活躍した
そのほか40数名の児童書の挿絵画家についてご紹介をさせて頂きます。この連載は
海外古書店等の目録に記述されていたものを引用させて頂きそれらを簡約したもの
です。この種のものとして平田家就著「イギリス挿絵史」研究社出版などの優れた
本がありますが、気楽に読んで頂ければ幸いです。
◆ 本文中の作者の挿絵本は入手可能な場合がございます。ご照会ください ◆

■1:オールディン、セシル・チャールズ・ウィンザー
ALDIN, Cecil Charles Windsor (1870-1935)
スポーツ画家、滑稽画家として知られています。イーストボーン大学を卒業後、サ
ウスケンジントンで解剖学を、そしてフランク・キャメロンと言う人のもとで動物
画を学びました。
サウス・バークシャーのフォックスハウンズでの彼の農民、狩猟向上委員会会員と
しての生活は、彼に排他的な集団の内部から、馬術の世界のある一面についての面
白くて可笑しいイラストを描かせています。彼によって鮮やかに彩色された本や、
簡潔に輪郭を描いただけのイラストは、両大戦の間の時期、イギリスのカントリー
ハウスには必ず所有されていたと言われる程に人気が有った様です。
彼の才能は、ある事柄の精神性を紙上に描き出す事にあり、対象の正確さを求める
様な作風ではありませんでした。作風としては、後出のランドルフ・コルデコット
(1846-1886)に共通するものが有ると言われています。
【Wikipedia】http://en.wikipedia.org/wiki/Cecil_Aldin

■2:アップルトン、ホーナー・シャーロット
APPLETON, Honor Charlotte (1879-1951)
少女の頃から水彩画に親しんでいた彼女は、ケンジントン高等学校の美術科で学ん
だ後、フランク・カルダロンと言う人の動物画講座で修行をし、1901年からはロイ
ヤルアカデミー美術学校で更に研鑽を深めました。
1902年の挿絵本第1作に続き1910年にはウィリアム・ブレークのSong of Innocence
「無垢の歌」の挿絵を手掛けた彼女は、その後40年に亘り150余の児童書の挿絵を描
き続けました。それらは繊細な水彩画であったりモノトーンのペン画とウォッシュ
(薄い水彩色の一塗りで着色すること)の組み合わせであったりと、様々な技法が
用いられています。
彼女の水彩画を「曖昧ではっきりせず、感傷的に過ぎる」と評し、線描画の方がよ
り魅力的だとする批評家もおりましたが、同時代の他の画家達に較べ、彼女の挿絵
は「子ども固有に備わる素直さやあどけなさと言った性質を感傷の中に隠してしま
う事無く巧みに表現している」と言う指摘もあり、評価が分かれています。
【Chris Beetles Gallery】
http://www.chrisbeetles.com/artists/appleton-honor-1879-1951.html

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◆ 新着古書
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■ アラブ馬の繁殖に関する資料コレクション 275タイトル 1,200冊 1775-2008年
http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/ecollection/960-horse.html
アラブ馬の繁殖の歴史と開発のあらゆる側面に及ぶ大規模なコレクションです。驚
嘆に値する、馬の獣医学のアラビア語写本"Farasnama"から、"アメリカ血統台帳(
American Stud Book)"の初期のArabian Horse Registryまで、多くの署名入り献
呈本が含まれています。46ページの画像入りパンフレットを弊社ホームページ上に
掲載してございます。
《ブログで紹介中》http://blog.bunsei.co.jp/2012/03/29/horse/

■ 勝たずして何の我等ぞ 昭19
http://www.bunsei.co.jp/ja/koshoall/sinnyuko/963-2012-04-18-10-23-55.html
陸軍省報道部監修、朝日新聞社発行の戦時中のプロパガンダ誌です。戦意高揚に努
めた全国移動写真展の展示写真を収録したものです。写真の構図など『FRONT』か
らの影響が見受けられます。

■ 美術京都(バックナンバー)1~40号 欠3冊 昭63~平20 在本37冊
http://www.bunsei.co.jp/ja/koshoall/sinnyuko/940-2012-02-04-02-18-37.html
本誌は京都の美術工芸・伝統文化の発展に尽くすため、京都中央信用金庫が設立し
た財団法人中新美術奨励基金により発行されました。創刊号は京都の美術文化がど
ういう形で近代的な内実をかちとってきたきたかを四人の人物(浅井忠・竹内栖鳳
富本憲吉・深田康算)を取り上げ、特集しています。編集顧問は梅原猛氏です。

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◆【ご案内】明治古典会七夕古書大入札会 7月6日(金)~8日(日)
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東京古書組合に所属する明治古典会は7月6日(金)~ 8日(日)の3日間、東京神
田の東京古書会館にて古書オークション「明治古典会七夕古書大入札会」を開催し
ます。当日は江戸期以前から現代までの書籍、書簡、原稿、美術作品など約2,000
点に及ぶ文化資料が一堂に会します。

本オークションのシステムは、まず2日間(7/6、7)の「一般プレビュー(下見展
観)」で出品物を一般のお客様にご覧いただきます。3日目の「入札会」では、委
託を受けた組合加盟の古書業者がお客様の希望価格で代理入札し、最高値をつけた
方が落札する、という流れになります。
※一般の方は8日の「入札会」にはご入場いただけません。

【ご希望の方には目録をお送りいたします】こちら迄 mailto:info@bunsei.co.jp
目録には「入札最低価格」が万単位で表示されております。この価格以上であれば
取引が成立いたします。ご注文の際には表示金額以上をお申し付けください。

【落札品について】
落札された品は、入札代行業者よりお客様に納品いたします。その際、落札価格の
10%程度の手数料を申し受けます。

【弊社ブログに去年の七夕大市会目録の画像を載せております】
http://blog.bunsei.co.jp/2012/05/23/tanabata/

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◆【連載】「戦後世界の古書・バックナンバー(洋書)の流通に就いて」
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■ 1950~1980年の洋古書流通の歴史 〔6 コレクション(1)〕

戦前招来された大型コレクションにはモリソン文庫、メンガー文庫等々あり、戦後
にも多くのコレクションが、各大学に収蔵された。(細谷新治「全国経済学書コレ
クション」経済セミナー300号/1980年)。細谷先生によれば第二次世界大戦終結以
降をコレクションの導入期として第4期とされている。大型コレクションについて
は、細谷先生の資料を参照して戴き、ここでは最近の中型・大型コレクションの動
向について述べる。
米国の図書館では良い新刊書を発行時に10~20冊購入するため、数年後に貸し出し
頻度が少なくなった時には、一部を残して、すべて整理(古書社に売りに出す)す
る。又会社の合併によってその図書室の本が古書市場に出たり、プライベイト図書
館の廃止により蔵書が売りに出されたりする。それらは大手の古書業者に買入れら
れ、其の後、数多く市場に売出される。
従って中小のコレクションの内容に対する評価は必ずしも良いとは限らないが、あ
ながち軽視することも出来ない。一方、著名教授の旧蔵書コレクションは欧州にお
いて一括して売られる場合が多い。欧州の大学の図書館は予算緊縮に悩んでおり、
さらに蔵書との重複の問題もからんで、物故した教授の蔵書収蔵は思うにまかせな
いのが実状であろう。(日本における実状と類似している)。

(本文中の"現在"とは原稿執筆当時(1980年)を指します。当時の弊社洋古書担当が
ある雑誌に寄稿した洋古書流通を概観した原稿を連載しています。)
【次号は〔7 コレクション(2)〕です】

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◆【連載】 布哇(ハワイ)貴重資料解説(8) 『大日本海外移住民史第一編:布哇』
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『大日本海外移住民史第一編:布哇』 [藤井秀五郎/著]
History of the emigration of the great imperial Japan : Pt.1 Hawaii

著者に依れば海外移住民は平和の戦士として新邦土を作る為に努力し、其の模範的
成功例が布哇であると説く。更に母国に於ては年々百万の人口増殖が見られ、早晩
何れかの地へ大なる捌け口を見出さねばならぬと主張し、本書を発行する由縁であ
ると説く。布哇編に続き北米、南米、南洋編を計画中に中国で戦火が起こり、急遽
布哇編を完成させたと言う。
上巻:布哇の地史・日本人の移住・移住の回顧、
中巻:同胞團體の發展・實業界・生産業・教育課界・宗教界・仏教・衛生・病院及
慈善事業・新聞雑誌・官界政界・青年及婦人團體・運動競技界・娯楽趣味・
ホノルル各種團體―オアフ嶋・ハワイ嶋・マウイ嶋・カワイ嶋、
下巻:人物大観(ABC順)記載人名数463名

◎さらに詳しい解説はこちらへ http://blog.bunsei.co.jp/2012/06/06/hawai8/
【文生書院:復刻版『初期在北米日本人の記録』に収録されています】
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-06-12/426-hokupeimitumori.html

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第十三号
毎月10日/25日発行                                          2012年5月24日
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◇ 目次
1.【ニュース】『日露戦争PHOTOクロニクル(豪華特装版)』
第46回造本装幀コンクール 印刷・製本特別賞 受賞
2.【ご案内】明治古典会七夕古書大入札会 7月6日(金)~8日(日)
3.【連載】戦後世界の古書・バックナンバー(洋書)の流通に就いて
1950~1980年の洋古書流通の歴史 〔5 リプリント出版〕
4.【連載】 布哇(ハワイ)貴重資料解説(7) 『布哇日本人史』
5. イベント情報 20世紀メディア研究所 : 第67回研究会のご案内

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◆ 『日露戦争PHOTOクロニクル(豪華特装版)』 第46回造本装幀コンクール 入賞
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◆ 日本印刷産業連合会会長賞 印刷・製本特別賞 受賞 ◆

一般財団法人出版文化産業振興財団による第46回造本装幀コンクールにおいて弊社
刊行の『日露戦争PHOTOクロニクル(豪華特装版)』が日本印刷産業連合会会長賞:印
刷・製本特別賞を受賞しました。
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同コンクールは、出版、デザイン、印刷・製本産業の向上・発展と読書推進を
目的とし、造本技術・装幀デザインが優秀であり次の条件を備えているものに
賞が与えられます。
◎ 造本目的と実用性との調和がとれており、美しく、かつ本としての機能を
発揮しているもの。
◎ 編集技術ならびに表紙、カバー、本文デザインが創造的に富み、将来に示
唆を与えると認められるもの。
◎ 印刷・製本技術がとくに優れているもの。
◎ 材料の選択がとくに優れているもの。
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澪標の会『日露戦争PHOTOクロニクル』A Photo Chronicle of Russo-Japanese War
【豪華特装版:200部限定出版にて販売しております】
お問い合わせはこちらまで mailto:info@bunsei.co.jp

~古書屋が後世に残したくて作りました ダブル小口絵本~
B5版・クロス装布貼合製本・金箔押・ダブル小口絵[海軍陸軍]・小口三方金箔貼
装幀:奥定泰之  小口絵用画像デザイン:杉本直子 小口絵印刷協力:テクノビション
印刷:(株)モリモト印刷  製本:日本図書印刷(株)          ISBN978-89253-473-7
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/881-photo-chronicle.html

『日露戦争PHOTOクロニクル(豪華特装版)』は7月5日-8日に開催される東京国際ブッ
クフェア2012内の特設ブースに展示され、その後10月にドイツで開催されるフラン
クフルト・ブックフェアに出品。また11月より日本印刷博物館でも展示されます。
さらにライプツィヒでの「世界で最も美しい本コンクール」に日本代表として出品
されます。
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[本郷村だより:文生書院のブログ]
◇小口絵本について http://blog.bunsei.co.jp/2011/05/03/
◇小口装飾の周辺について http://blog.bunsei.co.jp/2011/06/06/
◇小口絵印刷て何だろう? http://blog.bunsei.co.jp/2011/11/16

[小口絵の世界へ- An Exhibition of 108 Fore-Edge Painting Books 展示講演会]
◇講演録 http://blog.bunsei.co.jp/2012/03/25/koguchie/
◇講演写真 http://www.bunsei.co.jp/ja/event/fep.html

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◆【ご案内】明治古典会七夕古書大入札会 7月6日(金)~8日(日)
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東京古書組合に所属する明治古典会は7月6日(金)~8日(日)の3日間、東京神田の東
京古書会館にて古書オークション「明治古典会七夕古書大入札会」を開催します。

このオークションは、普段は資格を持つ業者しか出入りができない東京古書会館の
市会場に、一般の方も入ることができる限られた機会です。当日は、江戸期以前か
ら現代までの書籍、書簡、原稿、美術作品などをはじめ、戦後の少年雑誌や映画ポ
スターまで、約2,000点以上に及ぶ文化資料が一堂に会します。

本オークションのシステムは、まず2日間(7/6、7)の「一般プレビュー(下見展
観)」で出品物を一般のお客様にご覧いただきます。3日目の「入札会」では、委
託を受けた組合加盟の古書業者がお客様の希望価格で代理入札し、最高値をつけた
方が落札する、という流れになります。本オークションでは、古書の専門家がお客
様のご相談にきめ細やかに応じますので、値段をどうつけたらいいのかわからない
初心者の方でも、安心して入札価格を決めていただけます。
※一般の方は8日の「入札会」にはご入場いただけません。

【ご希望の方には目録をお送りいたします】こちら迄 mailto:info@bunsei.co.jp
目録には「入札最低価格」が万単位で表示されております。これらは各々の出品者
が設定したものです。この価格以上であれば取引が成立いたします。ご注文の際に
は表示金額以上をお申し付けください。

【落札品について】
落札された品は、入札代行業者よりお客様に納品いたします。その際、落札価格の
10%程度の手数料を申し受けます。

【弊社ブログに去年の七夕大市会目録の画像を載せております】
http://blog.bunsei.co.jp/2012/05/23/tanabata/

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◆【連載】「戦後世界の古書・バックナンバー(洋書)の流通に就いて」
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■ 1950~1980年の洋古書流通の歴史 〔5 リプリント出版〕

古書・バックナンバーの不足により発生した事業。現在リプリントの出版社は約88
0社に及ぶ。戦後のリプリント事業はKraus社とJohnson社の両社により始められた。
両者とも母体は古書・バックナンバー業者である。戦前のリプリントは原出版社が
出したのに比し極めて特徴的と云える。
其の後続々と出来たリプリントの出版社AMS Press,Greenwood Press, Scientia, S
latkine, Keip, Topos, Rothman, Dawson, Swets等はすべて母体は古書・バックナ
ンバー業者である。出版数は各点共200~300部で非常に少ない。
リプリントが絶版になると再出版は仲々されない。近年は形態の単純なものだけで
なく豪華版のリプリントも数多くなって来ている。

(本文中の"現在"とは原稿執筆当時(1980年)を指します。当時の弊社洋古書担当が
ある雑誌に寄稿した洋古書流通を概観した原稿を連載しています。)
【次号は〔6 コレクション(1)〕です】

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◆【連載】 布哇(ハワイ)貴重資料解説(7) 『布哇日本人史』
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『布哇日本人史』History of the Japanese in Hawaii [木原隆吉/著]

本書は明治18年官約第1回船移民から門戸閉鎖に至る大正13年迄の日本人移入、更
に本書の刊行年である昭和10年迄の五十年間に於ける日系人約3代に亘る歴史を史
実に則り忠実に調査して記述している。また写真も本文中に多数記載されている。

第1巻:布哇の地理風俗・布哇の歴史・布哇の社会・布哇の商業及産業
第2巻:皇族ご寄港史・駐剳歴代領事・帝国軍艦寄港史・人口の消長史・言論機関
推移史・金融機関変遷史・邦人商業振興史・布哇産業貢献史・日本宗教傳道史・日
本語教育史・公共團體変遷史・日本移民円沿革史・日本人社会変遷史・日本人發展
史・犯罪推移史・皇室関係行事史・同胞運動史・邦人演芸史
第3巻:邦人漂着時代・元年移民時代・官約移民時代・私約移民時代・自由移民時
代・呼寄移民時代・移民禁止時代

◎さらに詳しい解説はこちらへ http://blog.bunsei.co.jp/2012/05/19/hawai7/
【文生書院:復刻版『初期在北米日本人の記録』に収録されています】
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-06-12/426-hokupeimitumori.html

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◆ イベント情報
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■ 20世紀メディア研究所 : 第67回研究会のご案内
日時   : 5月26日(土曜日)午後2時30分~午後5時
場所   : 早稲田大学  早稲田キャンパス1号館2階  現代政治経済研究所 会議室
資料代 : 500円
発表者 : テーマ
・島田顕(関東学院大学):モスクワ放送関係史資料第1回調査報告
・嶋村藤吉(上海市精華外語専修学院):日本人のニューディーラーとしての岡野進
―日本共産党の計画を中心として
・山本武利(早稲田大学):陸軍中野学校の創立期の資料
◎ 研究会には、どなたでもご参加頂けます。

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・引用、転載などは著作権法の範囲内で行ってください。
・ご意見、ご感想、お問い合わせは mailto:info@bunsei.co.jp まで。
・メルマガご不要な方は mailto:info@bunsei.co.jp までお知らせください。
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文生書院のホームページ
http://www.bunsei.co.jp/
本郷村だより:文生書院のブログ
http://blog.bunsei.co.jp/
メルマガ【文生だより】バックナンバー・申込み
http://www.bunsei.co.jp/ja/mailmagazine.html
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文生だより (文生書院メールマガジン)
第十二号
毎月10日/25日発行                                          2012年5月10日
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◇メールマガジンがご不要な方は大変お手数をお掛けしますが、その旨ご返信あるい
は  mailto:info@bunsei.co.jp  までお知らせいただきたくお願い申し上げます。
◇ウィルス防止のため添付ファイルはありません。不審なメールに注意ください。
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◇ 目次
1. 文生書院 刊行案内
『在米 婦人之友』復刻版 (『初期在北米日本人の記録 第四期』)
2. Fore-edge painting books <小口絵本> 特集【各点販売用カタログ】
3. 新着古書『ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」フランス語版 初版』
『欧州諸国のスキー観光事業振興に関する貴重資料コレクション』
『桂 KATSURA -日本建築における伝統と創造-』
4.【緊急企画】「竜巻」の研究で著名な気象学者の自伝本を無料贈呈[追加募集]
5.【連載】戦後世界の古書・バックナンバー(洋書)の流通に就いて
1950~1980年の洋古書流通の歴史 〔4 古書専門店(2)〕
6.【連載】 布哇(ハワイ)貴重資料解説(6) 『布哇同胞發展回顧誌』

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◆『在米 婦人之友』復刻版 (『初期在北米日本人の記録 第四期』)
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『在米 婦人之友』 Vol.2#7,10 3#4,5,6 5#1 7#9 8#4,5 10#3,10 13#4,7 以上13冊
〔大正8年-昭和5年 各冊体で刊行〕\57,750(税込)

ようやく『在米 婦人之友』(月刊誌)の電子復刻に漕ぎ着けることが出来、感慨無
量である。現物でテキスト(本文等)を読み込んで行く度に、小さな紙片・紙屑・
埃が膝の上に落ち、オフィッスの掃除や保健衛生にも気を使ったものである。パル
プの寿命の短さにも同情する思いであった。戦前期の在米一般市販雑誌のなかでも
この雑誌は「成功雑誌」の貫禄を示しているが、特に婦人雑誌のジャンルでいえば
日本の『主婦之友』や『婦人公論』や『婦人画報』に匹敵するかも知れない。..
《監修者・奥泉栄三郎 新序文・監修日誌より》
続きは、文生書院ブログで公開中 http://blog.bunsei.co.jp/2012/04/23/fujin/

《目次集》文生書院ホームページにて公開中
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-06-12/645-2011-02-07-07-34-48.html

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◆ Fore-edge painting books <小口絵本> 特集 【各点販売用カタログ】
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「小口絵本」は、小口の部分すべてに金箔(Gilt)が施されておりますので本を閉
じた状態で絵を見ることは出来ません。小口を斜めに押す(fan)と忽然と綺麗な
絵が出てくるというものです。
その種類も、前小口だけでなく天地にも絵が描かれたもの、絵だけではなくデザイ
ンが施されたもの、押す方向によって異なる絵が出る"ダブル"など多種多様です。
17世紀のイギリスでEdwards of Halifax一族によって考案され、その後職人たちの
手によってひとつひとつ丹念に仕上げられた、この世にたった1点の芸術品です。

弊社では、製本の芸術といわれる「小口絵本」に興味を抱き長期に渉る経験を経て
遂に108冊に及ぶ色々なタイプの「小口絵本」を収集いたしました。その「各点販
売用カタログ」が完成しましたのでご報告申し上げます。
是非ご用命の程お願い申し上げます。カタログご希望の方はご一報ください。また
詳細で豪華な図録も用意してございます(送料・税込\500〔切手可〕)。

[小口絵の世界へ- An Exhibition of 108 Fore-Edge Painting Books 展示講演会]
◇講演録 http://blog.bunsei.co.jp/2012/03/25/koguchie/
◇講演写真 http://www.bunsei.co.jp/ja/event/fep.html
[本郷村だより:文生書院のブログ]
◇小口絵本について http://blog.bunsei.co.jp/2011/05/03/
◇小口装飾の周辺について http://blog.bunsei.co.jp/2011/06/06/
◇小口絵印刷て何だろう? http://blog.bunsei.co.jp/2011/11/16
[文生書院ホームページ]
◇日露戦争PHOTOクロニクル [豪華特装版]
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/881-photo-chronicle.html
◇Cowdray子爵夫人小口絵本コレクション
http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/ecollection/878-cowdray.html
◇小口絵研究書 (A reference on Fore-Edge Painting)
http://www.bunsei.co.jp/ja/hanbaidairi/books/680-fore-edge-painting-.html

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◆ 新着古書
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■ ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」フランス語版 初版 1869年刊
http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/ecollection/965-alice.html
ルイス・キャロルことCharles Lutwidge Dodgson (1832-1898) の自筆書簡が見開
きに綴じ込んであるフランス語版初版本です。3ページの手紙はぎごちないフラン
ス語で書かれており“Lundi” の日付と C.L.Dodgson の署名があり手紙には招待
(サロンで堅苦しいフランス語を話すよりも、ある少女との散歩と会話をすること
を薦めている)に対しての御礼を書いています。
《ブログで紹介中》http://blog.bunsei.co.jp/2012/04/23/dodgson/

■ 欧州諸国のスキー観光事業振興に関する貴重資料コレクション 1897-1991年
本コレクションは、情熱的旅行者であり、登山・スキー文学書のコレクターである
Bastiaan Cornelis Pieter Hendrik van Baakにより収集された、ヨーロッパ諸国
の冬季観光事業の振興に関する極めてユニークな資料(パンフレット)のコレクシ
ョンです。
《ブログで紹介中》http://blog.bunsei.co.jp/2012/04/26/skiing/

■ 桂 KATSURA -日本建築における伝統と創造-  昭35 造形社 丹下健三署名入
http://www.bunsei.co.jp/ja/koshoall/sinnyuko/966-2012-04-26-07-34-40.html
写真家の石元泰博が日本に帰国した時に撮った桂離宮の写真を堀口捨己に見せたと
ころ高評価で、これが写真集作成のきっかけになったそうです。その後、解説文を
丹下健三に頼み、丹下の提案から来日中だったグロピウスも参加します。

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◆【緊急企画】「竜巻」の研究で著名な気象学者の自伝本を無料贈呈 [追加募集]
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■ 藤田哲也著「ある気象学者の一生」A5変形 92ページ 写真図版多数 簡易装幀

藤田哲也氏(1920-1998)福岡県出身の米国の気象学者。ダウンバースト(下降噴
流)とトルネード(竜巻)の世界的権威として知られている。建物の破壊の程度な
どから最大風速を推定し竜巻を強度別に分類する等級、藤田スケール(F-Scale)
を提唱した。
本書は、長男の藤田碩也氏(ミシガン大学教授)による、原本1996年刊の復刻・
私家版本です。

残部僅少につき品切れの節は悪しからずご了承願います。お申し込みは下記まで。
mailto:info@bunsei.co.jp                 【無料贈呈 国内メール便送料無料】

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◆【連載】「戦後世界の古書・バックナンバー(洋書)の流通に就いて」
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■ 1950~1980年の洋古書流通の歴史 〔4 古書専門店(2)〕

我国と外国の古書店の違いについて述べる。一口に申して、我国は古書店が少なく
古本屋が多いが、欧米ではこの逆である。古書と古本の違いについては長沢規矩也
先生のご説にもある様にその基準は、はっきり分けられよう。
欧州の古書店は夫々、2乃至5の専門分野を有している。或る意味で格式が高く従っ
て顧客が店舗に自由に出入りし難い場合がある。専門分野の呼称にも我国と異った
ところがある。
例えば、Early Scientific Books, First Edition, Illustrated Books, Colored
Plate Books, Old Maps, Incunabula の専門店と云う看板を掲げている。
我国とは逆に少ないのは、法律書の専門店である。共通しているのはHistory, To
pographyと云う分野である。欧米人はAntiqueを非常に大切にしており、それが日
常の生活に密着している。その様な雰囲気の中で古書店が育っている。

(本文中の"現在"とは原稿執筆当時(1980年)を指します。当時の弊社洋古書担当が
ある雑誌に寄稿した洋古書流通を概観した原稿を連載しています。)
【次号は〔5 リプリント出版〕です】

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◆【連載】 布哇(ハワイ)貴重資料解説(6) 『布哇同胞發展回顧誌』
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『布哇同胞發展回顧誌』Memoire of the fellow Japanese in Hawaii 日布時事社

〔目次より〕◇布哇の変遷と日本人  
◇布哇の産業:製糖,鳳梨,米作,珈琲,バナナ,煙草,サイサル,小農事業,果物,漁業他
◇布哇の商業:日布貿易,日本人商界の変遷,米布貿易,郵便為替他
◇日本人と宗教
◇日本人と教育:日本語教育,公私立学校歴史,汎太平洋第1回教育大会開催
◇公共事業と団体:布哇日本人慈善会,其の他7種
◇布哇の一般状態:鳥瞰的に見たる布哇,各島間交通,死刑数,市民権獲得の次代同胞
◇日本人社会の変遷の回顧:半世紀の日本人史実,仏教と同砲の信仰生活,他22種
◇日布時事社の歴史

◎さらに詳しい解説はこちらへ http://blog.bunsei.co.jp/2012/05/08/hawai6/
【文生書院:復刻版『初期在北米日本人の記録』に収録されています】
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-06-12/426-hokupeimitumori.html

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本郷村だより:文生書院のブログ
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文生だより (文生書院メールマガジン)
第十一号
毎月10日/25日発行                                          2012年4月25日
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◇メールマガジンがご不要な方は大変お手数をお掛けしますが、その旨ご返信あるい
は  mailto:info@bunsei.co.jp  までお知らせいただきたくお願い申し上げます。
◇ウィルス防止のため添付ファイルはありません。不審なメールに注意ください。
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◇ 目次
1. 新刊案内
『インテリジェンス Volume 12』20世紀メディア研究所
2. 近刊予告
『戦前三菱商事の在米活動』(『総合商社の研究』改題訂正復刻版)
3. リユース・マイクロフィルム:販売代行お引き受けいたします
4. 新着古書  観光・旅行関連資料リスト
5.【連載】戦後世界の古書・バックナンバー(洋書)の流通に就いて
1950~1980年の洋古書流通の歴史 〔3 古書専門店(1)〕
6.【連載】 布哇(ハワイ)貴重資料解説(5) 『布哇開國史』

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◆『インテリジェンス Volume 12』【最新刊】20世紀メディア研究所 (新刊案内)
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B5版  155ページ  \2,100(税込)  ISSN1347-2275  ISBN978-4-89253-493-5

◆ 特集:プランゲ文庫研究の10年
プランゲ文庫とデータベースの完成 / 山本武利
占領期(1945~1949)GHQの出版物検閲 / 坂口英子
占領下日本の情報宇宙と「原爆」「原子力」 / 加藤哲郎
GHQ 検閲と「古典」評価の変容 / 川崎賢子
GHQ 占領期における在日朝鮮人団体機関紙の書誌的研究 / 小林聡明
戦後占領期の朝鮮人学校教科書に見る「民族意識」 / 池貞姫

◆ 特集:危機のインテリジェンス
対日心理戦としての朝鮮戦争報道 / 土屋礼子
上海居留民を扇動するメディア『大陸新報』/ 山本武利
永末英一と世論調査 / 井川充雄
【資料紹介】GHQ参謀第2部略史 第2章 / 解説:土屋礼子 訳:白水祥太郎

紙の支配と紙による支配 / 五味渕典嗣
「明朗サラリーマン小説」の構造 / 鈴木貴宇
雑誌『真相』検閲の事例紹介 / 原田健司
新着図書紹介2011年

◎ 2012年3月24日刊行 ご注文はこちらまで mailto:info@bunsei.co.jp
◎『Intelligence』会員募集 詳しくは http://www.waseda.jp/prj-intelligence/
◎【バックナンバー 特価販売中です】
http://www.bunsei.co.jp/ja/magazineintelligence.html

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◆『戦前三菱商事の在米活動』(『総合商社の研究』改題訂正復刻版) (近刊予告)
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川邉信雄:著  内海孝:解題  中村利夫:装幀  菊判  336ページ  \5,250円(税込)

戦前・戦中の在米日本企業研究の草分け的名著『総合商社の研究』(1982年刊)の復
刻版に、内海孝による綿密な研究に基く解題約70ページを加えた研究者必携の書。

[復刻によせて]
本書は、もともと真珠湾攻撃の直後、アメリカが接収した日系企業の資料を使用し
て作成した博士論文をもとにしたものである。この資料は、ワシントン郊外のメリ
ーランド州スートランドのNational Record Centerに保管されていた。最初に資料
を見たときには、三井物産や三菱商事のニューヨーク支店の資料は、すでに焼却さ
れたという話であった。そのため、ほぼ完全な状況で残っていたサンフランシスコ
支店とシアトル支店の資料を使って、両支店を中心に三菱商事の米国での経営活動
を分析することにした。
川邉信雄(文京学院大学・文京学院短期大学学長 早稲田大学名誉教授)
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/951-2012-03-09-04-47-26.html

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◆ リユース・マイクロフィルム:販売代行お引き受けいたします
──────────────────────────────────────
■ ご利用されていないマイクロフィルムを必要とされている方へ
何らかの理由によりご利用がないマイクロフィルム(リール/フィッシュ)はござい
ませんか。もしも、その様なマイクロフィルムがございましたら、古書店として研
究者の方々と長く取り引きをし、また大規模な占領期マイクロ・コレクションであ
るプランゲ文庫を取り扱った実績のある弊社へ、ぜひ託してください。
研究資源として必要とされているお客さまを全力でお探しいたします。貴重なマイ
クロ資源を日本の学術発展のために再度生かしませんか。

また現状でのマイクロフィルムの有効活用を模索されている方もご相談ください。
デジタル化に最適な最新機器などご案内申し上げます。

◎ お問い合わせはこちらまで mailto:info@bunsei.co.jp

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◆ 新着古書
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■ 観光・旅行関連資料リスト「観光(写真帖)」「観光」「旅行」
http://www.bunsei.co.jp/ja/component/content/article/35-koshoall/964-kanko.html
すっかり春めいてまいりました。ゴールデンウィークを控え、弊社在庫のうち「観
光」「旅行」関連資料をリストにまとめました。日本、世界の旅行記から報告書迄
バラエティに富んでいます。また貴重な"絵葉書帖""写真帖"も掲載しております。
ぜひご覧ください。

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◆【連載】「戦後世界の古書・バックナンバー(洋書)の流通に就いて」
──────────────────────────────────────
■ 1950~1980年の洋古書流通の歴史 〔3 古書専門店(1)〕

戦後フランスの古書店が中心となり国際古書連盟IABA(International Antiquarian
Books Association)が結成された。現在の会員数は約1400社を数え、約2年毎に国
際古書展を開く。1978年には第5回の世界大会が我国で開催された。
地域的に欧米の古書流通の特徴をみると、フランス市場は未開発で、欧州の他の国
の古書業者の良い買市場となっている。原因はフランス人が自国語に固執していた
事とも考えられるが、ECの中心地となるにつれて、現在は大分変化し、フランスの
古書業者も英語を話す様になって来た。ドイツ、オランダ、スイス等の業者は人に
よっては7ヵ国語も話せる程語学に堪能であり、そのため活動範囲が非常に広い。
英米の業者は、言葉の共通性からも極めて交流が盛んである。
多くの古書業者は在庫目録を発行して、世界的な通信販売をしている。その様な目
録から注文したり、良書の選書をするツールは数多くあるが、例えば、PMM(Printi
ng and the Mind of Man, 邦訳「西洋をきずいた書物」(雄松堂刊))は役に立つ文
献のひとつといえる。稀覯書については、単に骨董趣味と片付けられる方もおられ
るが本物志向、又は訳本の確かな底本と云う意味でも、稀覯な原本の収集は意義の
あることである。

(本文中の"現在"とは原稿執筆当時(1980年)を指します。当時の弊社洋古書担当が
ある雑誌に寄稿した洋古書流通を概観した原稿を連載しています。)
【次号は〔4 古書専門店(2)〕です】

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◆【連載】 布哇(ハワイ)貴重資料解説(5) 『布哇開國史』
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【『布哇開國史』History of the foreign intercourse of Hawaii [橋本花村/著]】

“本書の材料はアレクサンダ氏の布哇史を基礎としてフヲナンダ氏のポリネシアン
人種、ボールドウィン氏のハイワイ地理、ローレンス女史の太古の布哇及び布哇の
今昔、世界と人類、布哇の話等より拾集翻訳して配列した”。第一編:20章(概説
よりババス岬)、第二編:2章(カメハメハ一世の代と其の晩年)、第三編:12章
(カメハメハ2世からカフマス摂政権の了り)、第四編:17章(カメハメハ3世の
初代から同晩年)、第五編:五章(カメハメハ4世の代から革命及び米布合併)。

◎さらに詳しい解説はこちらへ http://blog.bunsei.co.jp/2012/04/24/hawai5/

【文生書院:復刻版『初期在北米日本人の記録』に収録されています】
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-06-12/426-hokupeimitumori.html

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