| オランダの未来空想小説 Anno 2065 |
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稀覯書ご案内
オランダの未来空想小説 「Anno 2065」 ジオスコリデス博士 西暦2065年 第2版 ユトレヒト 1865年刊 [ Harting, Pieter].
Anno 2065. Een blik in de toekomst, door Dr.Dioscoordis.
Tweede druk.
Utrecht, J.Greven, 1865. 8vo., original half cloth with marbled board. ¥420,000 【税込】
オランダの科学者、ピーター・ハルティング博士(1812-1885)が、筆名ジオスコリデスで発表した未来空想小説「2065年」の第2版です。 Science Fictionの魁とも言うべき稀覯書でございます。 ハルティング博士はロッテルダムの生れ。ユトレヒト大学教授として薬学、植物生理学、比較解剖学、動物学、地質学などを研究しました。1882年に名誉教授となりました。ダーウィンとも親交があり、彼の「進化論」を擁護したと言われております。
本書が出版された1865年は慶応元年ですが、1864年から1866年にかけてオランダに派遣された肥田浜五郎(1830-1889)が日本に持ち帰り、近藤真琴(1831―1886)に翻訳を依頼しました。1868年には翻訳が完成していた様ですが、明治維新の動乱により出版されず、1878年(明治11年)になって漸く「新未来記」全2巻として刊行されました。一方、上篠信次(1846-1911)により、後年出版された英語訳版から翻訳された「後生夢物語」が1874(明治7年)に出版されています。
翻訳版については、色々と評価があるようです。 原書の所蔵機関について、Webcat等で調査した限りでは確認出来ません。
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